猛暑、長雨、参院選、そしてCOVID-19感染の再々再々再々…あれ、何度目だったかな・・・拡大。
鴨川にも観光寺院などにも人出はそう多くはありません。 先週、個展・グループ展などをしていた方は不運でしたね。
そんなわけで私にもなかなか出会いがありません。

それで、まあとっておきの写真をお蔵から、出している訳で・・。
この京都国立近代美術館のロビーのこの壁画にはお世話になっています。

ここで撮るのにマッチした人はそう多くはありません。
無論それは個性の問題なんですが。
この人が入ると、また、ずいぶん空気が変わります。

とんでもない!こと。
安倍氏が死亡して、その国会議員の後釜を安倍 昭恵氏ではどうだという声が自民党内にあるんだそうだ。
冗談にもほどがある。
森友問題が起こった時に、その話題の発端の一つが、安倍昭恵氏が森友学園の名誉校長に担がれることで、森友学園への異常な土地払い下げが行政機関内で「アベ案件」になったということがある。そして夫の安倍晋三氏が国会で厳しく追及されているときに、パーティーなどを楽しんでいたような政治感覚の人なのだ。国民をバカにするのも大概にしてほしい。真っ当な右翼思想の人もこれには承服しかねるだろう。
国会の議席はある一族に帰属するようなものではない。事実上、世襲化していることで政治が矮小化されているのに、こういうことを言い出す自民党というのは、度し難いと言わねばならない。
安倍晋三氏の死について国家葬だとか国民葬にするなんてことをいう人がいるという。
これまた冗談じゃないと言いたい。
一党一派の首領を国葬にしたり国民葬にしたりするというのは話が違う。民主主義的な政治の仕組みや流儀を片端からなぎ倒してきた人、内閣決議や強引な憲法解釈改変で最高法規の憲法を蔑ろにしてきた人を国家葬や国民葬にしようなんて、あきれてモノが言えない。
「北方領土」を取り戻す課題は、ロシアが領土変更はしないと憲法に明記するなど後退はあっても前進は一寸もなかった。
北朝鮮による拉致被害者を取り戻すんだとあれほど大見得を切りながら、やったことは北朝鮮を、ますますかたくなに「拉致問題はない」という立場に追いやっただけ。安倍内閣時には、誰一人、取り戻していない。
米軍基地の優遇を進め、アメリカの武器の爆買いを押し付けられたら唯々諾々として受け入れるような対米追随姿勢。
こうしたことには、保守的な人たちも、真っ当な愛国的右翼思想の人々も到底受け入れられないだろう。
オリンピック招致にあたっては東京電力福島原発の放射性物質は「アンダーコントロール」だなんて嘘八百をついて、国際社会における日本国の名誉と信頼を大きく傷つけた。
日本国民は恥ずかしくて顔を上げて外国の街を歩けない。
他にも国民にとっての不利益、民主主義の破壊の事例はあり過ぎてとてもここに書ききれない。
こんな人物を国家葬、国民葬にするなんて日本国民にとっては恥の上塗りになるし、それ自体、屈辱だ。
どうしてもというのなら、彼の死に哀悼の意を表したいと考える人が個人の資格と資金で自発的にやったらよろしい。それには国民などという名称は使わないでいただきたい。
それには誰も文句は言わないだろう。
- 2022/07/14(木) 10:00:05|
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