
梅雨ですが、この日は晴れて湿度の高い1日でした。
気温が上がると水が恋しくなりますね。
子供から大人まで。

若者たちはどんどん靴を脱いで水に入ります。
そんな中で、通称「三角洲・・・あくまで通称です。タモリ氏がいれば『こりゃ〔洲〕じゃないよ』というでしょうね。」の突端でギターを弾いている青年がいました。
ちょっと小さめのギターです。

こういう場所だと、仮に撮影を許してもらえても、撮る足場があるかなあと考えながらのお願いです。
今はニコンに付けられるレンズとしてはたった一本しかないレンズ=24-70、f2.8通しのズームレンズを付けて歩いています。それが、却って好都合な面もあるんですが、一時期は80ミリ単焦点レンズでこなしていましたから、その場合には、こんな場所では、私自身が靴を脱がないと撮れませんね。

10年前は、靴を脱ぐこともいとわず、水に濡れることも嫌わずに、「撮らせてもらえますか?」と言っていたのに、気持ちが老化していますね。

それに足場を見つけてもバランスをとってかがんだり、腰を下ろすのも危なっかしいです。立ち上がる時も「どっこいしょ」と手を突かなくてはなりません。
体力づくりというか運動能力、機能維持ができていません。 これでは目標2000人だとか、あともう2回の個展だとか威勢のいい掛け声が掛け声だけで終わりかねません。
ただ撮るというだけの写真を続けてもねえ。

スチールギターを弾くときのフィンガーピックらしいものを指にはめています。
ガラス瓶の首の部分をカットした自家製のモノも見せてくれました。
こちらから撮った写真がこの1枚しかないのは、そうです、足場がなかったからです。
こう言うことから考えると、報道カメラパースンは大変ですねぇ。
自撮り棒を使って「スマフォの写真でもいいから撮れ!」とか、バリアングル式の背面液晶画面が活躍するんでしょうか。
背面液晶画面を覗いている暇なんてなくて「勘」撮りですかね。
そういう時には、やはり軽くて小型のカメラがいいでしょうね。
D850は大きくて重い。
京都も梅雨です。気象台によれば「梅雨明け」は7月19日ころだそうです。
長いなあ。 私は7月下旬から8月の第一週くらいまでの季節が一年で一番好きですから、7月19日にはきっぱりと明けてほしいですね。祇園祭の山鉾巡行の頃にはまた梅雨明け前の一時の大雨が降るでしょうか。
日本の安全保障環境は急速に悪化しては・・・いない!!
国民民主の玉木氏が「『原子力潜水艦を日本が保有するなど、適度な抑止を働かせていくことを具体的に検討すべきだ』と述べた。」と共同通信が伝えています。(そうすると「我々こそ!それを推進する党だ」とばかりに維新も悪乗りしてきています。タミヤのプラモを買うんじゃないんだから、と言いたいですね。)
今年度予算案、予備費案に賛成に回り、はっきりと与党化宣言をした国民民主です。
それが、さらに原潜保有を推進する政策への転換です。
公明党も自衛隊を憲法に書き込むことを検討して良いと大きく踏み込みました。
維新は以前から安倍的軍拡の応援団だから、自公、国民、維新の軍拡与党のそろい踏みとなった今次の参院選です。
もはや軍拡については大政翼賛会化してきたと批判されている国会です。
・・・・・・
ウクライナを屈服させることができていないロシア。
GDPは韓国に次ぐ世界11位で、日本の三分の一です。一人当たりGDPに至っては世界の64位でやはり日本の三分の一を大きく下回ります。
人口はと言えば約1億4600万人で日本より少し多い。世界で9番目です。
そのロシアが軍事大国だと言われてきて軍事費は世界第6位で、GDP比率3.88%も費やしてきているわけですが、これが国民の生活を圧迫してきましたし、それが経済成長を阻害してきました。
こんな弱体のロシアがウクライナ(とその背後のアメリカを中心とするNATO諸国など)と戦って、苦戦を続け、いまや戦争は泥沼化しています。少なくない国家が経済制裁を加えていますからロシアの経済、国民生活の困難度は日増しに高まってきています。
こうしたことを見て、ロシアが北太平洋海域に軍艦を回遊させる頻度が増えたとかなんとかいっても「東部戦線」を開いて二正面作戦をとるなどと予想することは現実的ではないと思います。仮に、ロシアの軍事的な脅威を言うとすれば、あまりに追い込まれて自暴自棄的戦術に出るという事でしょう。合理的な「戦勝」戦略として東で戦端を開くことは考えにくいと思います。
中国は危険な国か?
そのロシアを一つの支えとしてきている中国。
表立ってロシアを支援することも・・・国際的な注視の下では・・・できにくいのです。もしそういう中国が太平洋に押し出そうとすれば中国の西側での安定が必要です。中国の「一帯一路」戦略の陸のシルクロード地帯は「イスラム圏」ですし、かつてソ連邦の構成国が複数あります。ロシアと共同してこの地域を「安定」化させることに成功しなければこの「一帯一路」構想も画餅に帰します。まして東進できません。ところが、そのロシアの国力は元から中進国でしかなく、さらに今や軍事的消耗と経済制裁による疲弊で、政権自体が弱体化しています。シルクロードは今不安定です。
そんな中で中国が台湾問題で冒険を侵すでしょうか。
その中国自身、COVID-19感染者を「ゼロ」に封じ込める政策で上海などの大都市を長期にわたってロックダウンするなど経済的に大きな痛手を被っています。
このCOVID-19の世界的蔓延の以前から、中国の過剰生産力の存在は大きな問題になっていて、「一帯一路」構想にはその生産物のはけ口を求める要求も内在していました。それがこのパンデミックで頓挫している現在、中国経済はGDPの数字に見る大きさに隠された大きな困難を抱えています。アメリカに追いつき追い越すのではと言われた中国は、一人っ子政策の影響でこれからしばらく労働人口の急減もあって、現状を維持するのに汲々としたステージに入りつつあり、経済成長は陰りを見せるでしょう。中国と台湾の「移出入」関係をご覧になれば、中国との「併合」を良しとしない多くの台湾人の存在を無視して、「併合後」の経済発展を展望できるはずもありません。
中国を好むと好まざるとにかかわらずこうした現実を見るべきです。
ロシアという支えの弱体化に加えて自ら困難な国内状況を抱えているときに、敢えて台湾で一線を交えれば、さらに自分自身の疲弊を招き、習近平体制の不安定化は加速します。
台湾進攻は、とても賢い選択とは言えません。
ウクライナ問題をテコにロシアの日本への軍事侵攻や、直接ウクライナ戦争とかかわりがないのに無理やりこじつけて台湾有事の可能性を煽り立てて、印象や、感情的な不安だけで物事を判断させようとする人たちがたくさんいます。もっと現実的にリアルに物事を見るべきだと思いますがいかがでしょう。
無論、世界史的に見てこうした経済的行き詰まりと国内の不満の高まりを打開するために戦争にその突破口を見出すということは、・・・我が国の歴史を見ても、「賢くない」選択をし続けてきたアメリカを見ても・・・ありうることです。 (そして現在の日本も国内の難しさを外への威勢の良さで打ち消そうとする傾向がますます露骨です。だからロシアや中国だけが危険因子ではなくて、この日本もまた東アジアの危険因子の一つだという事を、私たち日本人は見過ごすべきでないと思います。)
だとすればなおさら世界はそういうロシアや中国に対して、危ない賭けに手を出させないように、それぞれの国の困難な状況を勘案して、それの改善策を取引材料とするような、外交をすべきです。
戦争に陥る政治は失敗した政治です。日本政府に「戦争」を招く政治を選択する「権限」は・・・・憲法論的に言っても国民に対して・・・・ありません。
核兵器が「戦争抑止」にも「核兵器使用抑止」にもならないことは、今次のウクライナ・ロシア戦争でも明らかです。
なのに、日本政府は核兵器廃絶の国際世論や国際取り組みに背を向けたままです。
こぞって声高に軍拡を進めようとする動きを押しとどめるのは世論しかありません。今次の参院選は日本の戦争と平和の岐路に立った選挙だというべきです。
「どうせ」とか、何とかなる論は禁物です。未来に対する責任として、軍備拡張反対、憲法改悪反対(九条守って平和外交を)の声を上げましょう。
- 2022/06/25(土) 00:00:05|
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