よく晴れた京都盆地。
そんな中、木屋町通りを北上していた時でした。もうすぐ仏光寺通というところで写真展をしているギャラリーを見つけました。そのギャラリーは衣装レンタルのお店に併設されているギャラリーのようです。
比較的新しいギャラリーですね。

「学生団体 SPREAD」を称する学生たちが開いていました。大学の垣根を越えた団体だそうです。回生も大学も様々、社会人もいました。
今年3回生になったという男子学生が熱心に案内してくれました。彼は入学以来、COVID-19に翻弄されてきた学年ですね。ようやく、いくらか学生らしい活動ができるようになったことを本当に喜び、充実を図ろうと一生懸命な気持ちが表れていました。

府立資料館のアーカイブを利用しつつ、ある場所の過去の写真と現代の写真を比較し並べているのです。が、そこに一工夫がありました。昔の写真を撮った場所と同じところから同じ方向を向いて撮っているだけではなくて、そこに写っている人たちと同じ人数の人を同じポーズで並べて写し込んでいました。

中にはお母さんの幼い頃のものと、自分とを同じロケーションで並べているものもありました。

話していくうちに「僕たちを撮ってくれませんか?」ということになり・・・私が誘導したわけじゃないですよ。じゃないかな。じゃないと思いますが。・・・・ちょうどよい光も刺してきたのでちょっと遊びました。

学生たちの動きが活発になってくると、ちょっとホッとします。私の関心からすれば観光客の回復より、そちらです。

久しぶりにこんな撮り方をすると「どこかにモデルをしてくれる人はいないかなあ。」と、普段に増して、鵜の目になります。
- 2022/06/12(日) 00:00:04|
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