拙ブログはこのところ予約投稿が多くて、時機にマッチしていないうらみがあります。
「繋がるASIA」展は 畦地拓海さんと大角卓央さんとの「拓拓(私が勝手に言っています)」コンビの作品展です。
期間は3月23日(水)-27日(日)で、会場は東山にある国際交流会館の姉妹都市コーナーです。
そこで漆芸の畦地さんの写真を撮らせていただいたのですが、・・・大角さんはお客さんに応対されていましたので・・・・そのまま予約投稿にすると公開が4月の下旬近くになってしまいます。
それではいささか面白くないので、せめて明日までの期間今に合わせて投稿したいと思います。
タイに留学した経験もある畦地さんです。

ご自身の作品に目をやる畦地さん。

会場はかなり照明を落としています。
一緒に展示されている大角さんの絵の色合いもこの落とした照明にとても良くマッチしています(事情は逆に成立しているわけですが)

Fbでつなっている方がこの展示を紹介していて、これは見てみたいなと思って、3回目のワクチン接種の「副反応」で全身に筋肉痛が残る中、エッチらほっちら自転車をこいで出かけました。

この日は他にも是非見たい展示が複数あったからですが。
それに撮った写真をお渡ししたい方もこの順路の途中におられたし。

手前にボケて写っている作品は「積の山」と名付けられたものですが、「せきのやま」は元来「関の山」と書くはずです。
それを「積の山」と書いているところ二、勿論、ミソがあります。

一見何とも妙な、それまで会場を回って来て、お終いのところにこれがあって、この流れを回収するのがこれ?! これは一体何?という感じで、永い時間足を止めさせられました。
あまりいい撮り方ではないですが。

畦地さんはとても丁寧に説明をしてくれて、「積の山」についての話も、仮面についての彼の話も興味深かったです。

これはマンドリルを模した?仮面かな。
世界の仮面を大阪の民族学博物館によく見に行くそうです。 そう言えば、私はもう長い間言っていませんね。

作品は作者の手を離れたら、もう見る人にすべてが委ねられるのだと言われますが、やはり作者のお話を伺うと、見えていなかったもの、感じ取れていなかたったものが補われて、作品に対する興味・関心が増します。
私は作者の話を聞けるところでは、なるたけ聞こうと思っています。

そうするとその作品を制作した人物像もまた輪郭がはっきりしてきます。
- 2022/03/26(土) 14:24:29|
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