虫にたとえてしまって、大変失礼ではあるのですが・・・・、春がちらほら顔をのぞかせて、すると屋外で活動する人がそれに応じて増えてきます。
と、書いておいて、実はこの方たちはそんなやわな方たちではなくて、暖かくなったからというのではなくて、週一度は必ず練習を積んでいる音楽愛好家たちなのです。今、この写真ではお二人ですが、先ほどまで女性の方がいました。 都合三人で練習をされていたのです。

ロングトーンの練習を積み重ねていましたので、どういう方たちなんだろうと思いまして。
学生ではなくて「社会人」なんだそうです。
写真左手の遠くの山=北山には雪が被っています。

こんな寒い日には金管楽器はことのほか冷たいことでしょうね。
話は逸れますが、今日普及している防寒具の優秀さには驚きます。 私も今年妻に買ってもらったダウンジャケットを着て徘徊していますが、体については、あまり寒さを感じません。 大して高価なものではない、むしろごく安価なものなんですが、何だか昔の人に申し訳ないような感じです。
もっと高価なものなら汗も外に出してくれるんでしょうね。(これが私の服の難点です)

手袋はずいぶん以前にスキー用に求めたものですが、汚れたまま毎年登場します。ちょっと厚手の軍手だって結構役に立ちます。
下半身はウインドブレークのモノと二枚重ねです。
帽子をかぶりネックウォーマーをすれば、まあ京都市内辺りでは万全ですね。
でもこうして素手で演奏しないといけない楽器練習は、やはり指の感覚が鈍くなるのじゃないでしょうか。手のひらが冷えると指が動きませんしね。
先日、出町柳で結婚式の前撮りをしていました。 曇った風の強い寒い日でした。
「新婦」は肩を大きく出したドレスです。 たっぷりのスカートの下はスパッツのようなものを履いて防寒しているのでしょうが、上半身はいかんともしがたいと思います。
鼻も頬も寒さで赤くなっているというのに撮り続けていました。予約日の問題もあるんでしょうが、なんでこんな無理をするんだろうと思いながら通り過ぎました。 撮影スタッフが大して暖かそうでもない毛布をかけてはあげていましたが、なんだかなあと思いましたね。

ファッションのモデルはこんな寒い時に海や川に行って夏物を着なくちゃいけません。それで「その鳥肌を何とかしろ。」「唇が紫じゃだめじゃないか。」「はい、夏の暑さを爽やかに・・・。」なんて言われるんだそうです。 堪りませんね。
近いうちに私のように丸々と服を重ね着しなくても暖かく過ごせるようになるんでしょうね。 科学技術の進歩はありがたい。
- 2022/03/07(月) 00:00:03|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0