ご夫婦とも義肢装具士の免許をお持ちです。
妻君の方は以前は高齢者の装具を作っておられたのだそうですが、そちらはそちらでやりがいを感じておられてのですが、子供のために作り始めてなお一層その役割の重要さを知って頑張っておられます。

この眼差しが全てを物語っていますね。
でもこの瞬間の目をとらえきれなかった私の未熟さ。
せっかくいいカメラを持っていても・・・・という感じです。 豚に真珠、猫に小判だと言われそうです。

子供用の装具づくりは夫君の方が先輩ですから「教えてもらいながらです。」と。

私が手作り市によく出かけていることはご存知の方も多いと思います。、定年退職から間もなく、とある手作り市で、若い靴職人さんと出会いました。仕事に対して誠実で熱心な研究家でした。
その彼もその頃写真に撮らせてもらい、一回目の個展で展示もさせてもらいました。

その靴職人さんと先日、久方ぶりに手作り市で再会しましたが、その時に小さな靴を手に持っていました。
なんと障害を持つ子のお気に入りの靴だそうでその子が「どんな靴がいい?と訊かれて描いた絵に基づいて作ったモノだそうです。
えっ? 障害者用の、しかも子供の装具を作っているの? 知りませんでした。

その靴職人をこの仕事に「誘い込んだ」のが「ゆめ工房」の益川さんだったという訳です。
これまでなんとなく気にかかっていた「ゆめ工房」がこんなところに出てこようとは。
ということで、これは「今度にしよう」を繰り返している場合じゃない。断固扉を開けるべきだと、一人覚悟を決めてきたわけなのです。
- 2022/01/23(日) 00:00:05|
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