意外にも竹を編んでいくのにかなり手指の力が必要なようです。
私の持っていた職人さんおイメージを壊してくれた七宝の若い女性職人さんがいます。彫金もされるのですが、糸鋸を引くときなど手の甲には筋が立ちます。小柄のその人の手指は一見か細いのですが、確かな力を持つ指なのです。
この方の人差し指の付け根の関節などの太さや筋肉の盛り上がりは素晴らしいものです。

こうして竹の素材に触れ続けているのですから、肌も荒れるだろうなと思うと、それがまた意外にもと言ったら失礼なのですが、きれいなのです。
それでも作業が続くと荒れるし、 籤の面取りをするまでは籤のエッジで切ったり、「とげ(削げ)」をさしたりすることが何度もあるんだそうです。

竹細工はこうして汲む作業の前の、素材作りに手間暇がかかります。し上げるものを意識して素材作りをするわけです。
工業製品ではない自然の竹素材ですから微妙な条件の違いがありますし、、竹の産地などでも肉の厚さや撓りやすさ≒折れやすさなども違う訳です。

職人さんの表情は手指や姿勢にも勿論出るわけですが、やはり目や口元にも出ます。
マスクをされているとそこがやはり捉えにくいのです。
当分マスクは外していただけない、そこが辛いですねぇ。

D850の白黒写真ですが、ソニーとはずいぶん違いますね。 年代の違いもあるのでしょうか。
やはり会社の違いでしょうねぇ。 フジとも随分違います。 キヤノンとも違います。
着物の柄の出方には可能性を感じますが、どうも扱いが難しそうな気がします。

ニコンはキヤノンと並ぶ二大メーカを張ってきたかなり普及したメーカーなんですが、カラーも白黒も何か独特な感じですね。
現時点では「困ったなあ。」です。
二大メーカーだと言ってもデジタルの歴史はそれぞれ大して長くはないのだし、ソニーなどの映像機器メーカの方が先行者ですしね。 筐体は作ってきたし、レンズも作ってきたけれど、画像づくりは間接的にしかしてこなかったわけで、あまりアドバンテージがあったわけでもないし。
ソニーやフジの方がしっくりきますね。果たして、私に使いこなせるでしょうか。
さすが〔高級機」ですから微調整をする機能がいろいろあります。
何とか研究してみたいと思います。
そのためには一杯、撮らせていただかないといけません。 何しろ私は「人を撮る」のですから。

早く、いわゆる「モデル撮り」もしたいものです。
それはいつ実現しますか。 心許ない限りです。
今回はこれが良かったでしょうか。
- 2022/01/18(火) 00:00:02|
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