京都の紫野というあたりに今宮神社があります。
大徳寺の北側になります。 その今宮神社の東側に二軒の「あぶり餅屋」さんがあります。
北側にあるのが「一文字屋和輔(一和)」です。

創業が長保二年だと言います。西暦では1000年。
中宮であった藤原定子が皇后になり(父は藤原道隆)、同じ藤原彰子が中宮になった年です(父は藤原道長)。

こちらは南側にある「本家 根元かざりや」さん 創業は寛永14年(16379 島原・天草の一揆がおこった年です。
何故こちらが「本家 根元」と称しているのかその辺の事情は知りません。 何か複雑な事情があるのかもしれませんね。
屋根の上にあるのは「福」の像です。 京都の町の屋根には鍾馗さんが多いのですが、これは「お多福」ですね。
左腕で抱えている箱の中には豆が入っているのだそうです。「福は~っ うち」でしょうか。

炭火で細い竹の串に付けた餅を焼きます。
手指が直火にさらされていますから相当慣れていないと大変なことになるでしょうね。

見ての通り人物の肌の色がかなり黄色に傾いています。
これではポートレート写真は撮れませんね。
D850のパンフレットではキヤノンを意識してかどうか、写真家・河野英喜氏の撮ったポートレート写真が掲載されていますが、ソニーに比べるとやはりやや黄色がかかっているようにも見えます。
河野氏は「色再現が素晴らしい。」と言っていますが、私の感性では今のところそうは言えません。
きっと採光やホワイトバランス、ピクチャーコントロールの微調整をしないといけないと思います。
少しやってはいるのですが、白が白にならないことがあります。

私の好みからすると色が乗り過ぎますし。

これからしばらく模索が続きそうです。
まあ、それも現代カメラの楽しみ方の一つでしょうか。

常に炭火を強くおこすために扇風機が回っています。

お向かい側の「一和」さんでは三台が回っていました。
熱いのでしょうか、寒いのでしょうか。
- 2022/01/10(月) 00:00:04|
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