昨年の押し詰まった時に一つの飛躍をしました。
というのもこれまでもぐずぐずと書いてきたカメラの更新をしたのです。
私は10年余り前にソニーのAマウント機、α900を購入し、それを3年ほど前に修理に出して、その後同じα99の中古機を購入して今日に至っていました。その後、先代は完全に壊れ、後継機もまたあまりにも不安定になったので、どうしてもメイン機を交替させねばならなくなりました。
条件は光学ファインダー(α900のファインダーを凌ぐものはなかなかないのですね)
画素数は2000万超あれば十分とし、それ以上はいらない。
で、結局どうなったかというと、やはりファインダーを重視する以上、ニコンの一眼レフ機しかないということになりました。
その各種を比較検討してみた場合にファインダーでは・・・・D5だとか、D6などは、高価すぎることと、今や私の体力では重すぎるので初めから除外・・・・D850がダントツです。 D850が4000万超の画素数を誇るカメラだということで、そこに抵抗があり、決めかねていました。ここに私の無知なるが故の障害があり、高画素機は低画素機としても使えるのだという・・・・全く知らないという訳ではないという事実を・・・・先入見のために、検討のための知識として加えることができないでいたのです。
光学ファインダー×2000万画素休≒D780という有力な選択肢が浮上しました。ニコンはミラーレスカメラに注力するようになってZマウントのカメラ、レンズが主力化していますが、このD780は、いわばレフ機とミラーレス機のハイブリッドみたいなものになっていて、便利は便利だったのです。
それでファインダーを覗いてみると・・・・一発で不合格でした。 製品としてあり得ないと思いました。画面がゆがむのです。こんなファインダーを覗いていたら目まいを起こして階段から落ちてしまう、そう思いました。 多分、もはやファインダー<ライブビューという意識がこんなひどいファインダーを製品として出してしまうようなことになったのでしょうね。(というよりも、こんなファインダーだったから発売から間もなくなのに手放したのではないでしょうか。早すぎる中古デビューです。もっともこれは個体の問題かもしれません。)
それで、もうD850と思って決めたのです。
私の懐具合では新品を買うなんてことは到底できません。 何しろ新品では34万円前後するのです。ご存知のように、カメラはボディーだけではすみません。レンズが必要です。 私はこれまでニコンに縁がほぼありませんでしたので、フィルム時代のレンズもありません。
ですから、カメラと同時にレンズを購入しないわけにはいきません。
しかも、当面それは経済的負担から言っても一本しか手に入れられないでしょう。
そうなると撮影の場面を考えると24-70のズムレンズで、そうであれば「F2.8通し」は譲れないところです。
ソニーのレンズは高い! そしてニコンのレンズも高い!のです。カタログを見れば24-70、F2.8は希望小売価格316,250円!!
冗談じゃないよという感じです。それでお店のスタッフにはD850に決めるためには、どうしても先のレンズが欲しいとお話ししますと、ちょうど入荷したものがあるということで、お値段はなんと78,800円。
それで清水の舞台から飛び降りることにしました。
カメラが236,000円+レンズが78,000円=314,000円なり。 【新品価格なら60万越えですもんね。】
カメラは、実は店頭展示品でして、どんな人がどんなふうに触っているかわかりませんが、状態は良さそうです。形の上では新品を買ったと同じことになりますから、1年の保障がつきました。
これまでのミノルタレンズはα99が引き受けてくれるし、ツァイスレンズもマウントアダプターで(購入すればの話ですが)D850に付けられそうだし。
高画素問題も、設定で2000万台にできるからPCへの負荷も記録メディの高額化も防げて今まで通り。めでたしめでたし(?)
そんなわけで、今年からはニコン+ソニーで撮影生活をします。
さて、どうなりますか。
- 2022/01/02(日) 00:00:00|
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