殿村さんの個展を見せていただいての帰り道。いつものコースを自転車で走ると途中のギャラリーで陶器の個展が開かれていました。
入ってみると白と黒の陶器が白い台の上にいくつかの島を作って並べられていました。ちょうど午後の日差しが白い薄手のカーテンごしに差し込み、部屋は柔らかい光がいいっぱいでした。その光が白い陶器、黒い器たちをつつみ実に「幸福」に満ちていました。
その作品たちも作りすぎた緊張がなく、程よく輪郭も色も「淡く」て気持ちのよい空間を作っていました。この作品たちの作者はどんな人だろうか?
「SPRING BLOOM ////// EXHIBITION 2012.3.20tue - 3.25sun 」
近県の陶芸家です。
学校を出て一旦はOLになったんだそうですが、陶業教室に行ったことですっかり「はまってしまって」、職場の方が慰留するのを振り切って陶芸の道に入ったんだそうです。
ふ~む、すごいね。

生き方が多様になってきているんだなあ、ことに「女性の踏ん切り」は「たくましさ」を感じるなあ、というのがこの一年を振りかえっても強い印象です。

せっかく光の周りのよいギャラリーだったので(昨日に比べると空は曇りがちで光量がずっと少ないですが。)すこしポーズをつけていただきました。
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黒い陶器の色合いを出そうとしたらバックに青みが出てしまいました。
でも、ちょっと喜んでいただけたらなあという感じです。
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ちょっとやりすぎですか?
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- 2012/03/28(水) 00:11:35|
- 陶器
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