
京都市立芸術大学が盆地の西の端から、京都駅の東側に移ってくる。
大学を経済的な活性化を図る再開発に組み入れるという発想は、あまりに安易で賛成できない。
大学が世間から隔絶していなくてはいけないなどというつもりは毛頭ないが、産学協同があまりにも「今だけ、ここだけ、お金だけ」に走りがちなのが気になるのです。

向こう側では3人の学生が描いているけれど、こちらはどうも一人のようです。
昔々学生の頃に週に2,3度ベニヤ八枚張りの立て看板に特別講座や学習会への参加を呼びかける記事や絵を描いていたことがあって、そのことを思い出しました。
無論、絵の良し悪しなどは比較になりませんが、これだけのパネルを完成させるためにはなかなかの労を要するという事だけはわかります。
描いている人たちは、市立芸大の学生や院生。
写真の人は院生です。

近づけないようにコーンが置かれているのですが・・・・。
近くでインフォメーションを担っていた男子学生に「写真を撮らせてもらって構わないかどうか訊いてもらえないかなあ。」と。
親切な男子学生はこの人にも向こうの三人にも話してくれてOKが出ました。
とにかく立つことのできるポジションが限定されていますので、同じような構図なんですが。

京都市内はパブリックスペースが極めて少ないので・・・・寺社がとり過ぎなうえに、行政にそういうことが大事だという意識があまりに希薄過ぎるのです。住民の要求の弱さでもあると思います。・・・・・京都駅前が面白く展開するといいなあと思います。
駅舎の中にも面白いスペースがありますしね。

芸大の学生たちが開発していくかな。期待したいところです。

ほんの短時間だけマスクをとってもらいました。
ポーズをとることは苦手だと言いますので、じゃあ、顔をこちらに向けてくれますか・・・・。

この人は中国からの留学生です。
それにしても次の各紙の世論調査はどう出るんでしょうね。
よく知られたポジションに立つ読売の世論調査に驚きますね。
10月5日の世論調査で岸田内閣の誕生時の支持率は56%でした。 これは「ご祝儀」もない支持率として話題になりましたね。不支持率は27%。
10月15日。 この時は解散時の調査ですね。
岸田内閣支持率は52%。 「10日間で4ポイントの減」は、それなりに衝撃です。
不支持は30%。
ここで注目すべきは10月20日。
岸田内閣支持率は40%に急落。 なんと2週間で16ポイントの急落です。
解散後にTVなどで各党党首討論が何度か流された後です。
国民の前で党首討論がされたら支持率急落!は何故。
それはね。 岸田氏が自民党総裁選の時にぶち上げた独自政策が、全面的に消え去って、すっかり安倍・高市、麻生にがんじがらめになっている姿がはっきりしてきたからでしょうね。
不支持は38%へと支持率と並ぶほどになっています。
こういう数字を単純に利用することはできませんが、10月5日から20日まで約2週間。それで支持率が16ポイント減だとすれば、20日から10日後の衆院選投票時にはどこまで減るのでしょうね。
甘利氏が私のふるさと静岡県磐田市に候補者の応援演説に行ったんだそうです。そこで今度の選挙では「政権選択」の選挙だと多くの人が言っているのですが、彼は「(資本主義と共産主義の)体制選択」の選挙だとばかりに演説して白けさせたようです。
野党が手をつないで擁立している候補者が責任を負うのは市民連合が中心になって示した20項目の政策です。もし仮に立憲政権ができたとしても同じです。共産党は独自の政策を政権に持ち込まないと言い、枝野氏も福山氏また「協定が結ばれた範囲を超えた政策は受け入れない」と明言しているのです。
閣外協力を明言している志位氏は「我々は大臣の椅子が欲しくてやっているのではない。政治が前進すればそれでいい。」ときっぱり言っているので、どうしても国交大臣の椅子は確保するという公明との連合をしている自公政権とは違う訳ですよね。
そう言う訳で、フェイクとしかいいようのない発言を全国で垂れ流している甘利氏は、自身に降りかかる疑惑を連れて自民党支持を減らして歩いているのかもしれないなあと、思ったり思わなかったり。
そんなこんなで、・・・・読売の世論調査の動向もさることながら・・・・他紙の世論調査もまた出てくるでしょうから、読売のように世論調査の結果を、別の趣旨の記事の末尾にちょろっと書いてやり過ごすようなことをする新聞社が出てこないことを願いたいですね。
- 2021/10/27(水) 00:00:06|
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