枡形商店街には映画館あり、古本屋あり、新刊本のお店あり・・・・。
花屋もあれば和菓子屋もある、カフェもあるしそして鶏肉店
時代に即応して返信している商店街という感じですし、その時代に即応という意味合いが「新自由主義的ではない」と私は感じました。
別の言葉で言えば、人の生活と文化を大切にしている、その融合が成長した新感覚というところかな。うまく言えないけれど。

見栄えのする≒映える、おしゃれな店を並べれば「新しい」と考える陳腐さがないのですね。
まあつまり、盛って噂にして「行列を作る」という「今だけ、金だけ、自分だけ」の寄り集まりになってはいない、ああいう気恥ずかいみっともなさがないという事です。

だからこの人が生き生きできるのだと、私は感じました。
商店街の東の入り口に近いところにある、お総菜屋さんは、持ち帰りの弁当をバイキング方式でやっています・・・ただし、詰めるのはお客さんの希望に従ってお店の人ですが・・・このそれぞれの惣菜の味が、素晴らしいのです。
サバの味噌煮、煮込んだシイタケ、ゴマたっぷりの胡麻和え、そのおいしいこと。本物の味です。

これはこの商店街が一時にインバウンドに頼るような、「どうせ一見だから」と観光客をなめて「裏で札を数えるのに指をなめている」ような商売をしていないということでしょう。 地元の人を大切にして、お馴染みさんを大切にしているということでしょう。価格も立派に納得です。ちゃんと安い。

こういう商店街だからこちらのおじさんも正直にいい仕事ができるんだと感じました。
それに様々な商店街起こしに皆が主体的に参加しているから、「今だけ、金だけ、自分だけ」などということができないんだという事でもあるだろうと思います。
京都で最も古いとも言われる商店街でもありますし。

このときに私はα900+85ミリを持っていませんでしたので、近いうちに出直してきますので、その時はよろしくとお願いしたのです。
「でもいつもこの仕事している訳じゃないしね。 これももうじき終わってしまうけど、いいかね?」
やや、それはまずいということで、仕方なくこの時に持っていたX100Fで撮りました。

α900+80-200ならもっと良かったかも知れません。
近々、是非また撮りに来ようと思っています。
その時には奥さんも一緒に。
こうした写真を撮るのも、捨てがたく楽しいのです。
- 2021/09/30(木) 00:00:10|
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