京都グラフィエの「首謀者」の活動拠点がここです。
私はよく知らないのですが「京アニ」のある作品の舞台となった商店街のモデルがここだそうです、若者の姿もよく見られます。
京都の中でいくつか成功している商店街の一つだと私は思っています。
その商店街の中にある「DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Space」は商店街の活性化にも大きく貢献しているようです。
今回はそこの・・たまたまこの時にいた・・・スタッフが「被写体」
私が「撮らせてほしい」とお願いすると、真ん中の女性が「いいですよ。いいよね。」とOKしてくれたのですが、向かって左手の男性が「3人揃ってなら・・。」というのであまり乗り気ではないのかなと思いながら・・・・じゃあそこに並んで・・と。

その後この DELTA / KYOTOGRAPHIE Permanent Spaceの役割などについて、女性スタッフにいろいろ教えてもらいながら、見回していると、奥の調理スタッフである二人がなかなかのお茶目で・・・「いい感じのスタッフですね。あの表情を見ていると撮りたくなる・・。」なんて話しながら

そもそもここの主催者が・・・私の記憶に間違いがなければ・・・フランス人のはずで、この二人の左側がUSA人、右の人がUSA生まれの韓国人、そして女性が「台湾」人・・というインターナショナルな集まりです。
それがいいですよね。

この店のインテリア自体オーナーの好みで実にインターナショナルなんです。
椅子・テーブルはアフリカのデザイナ・兼制作者のモノ。 後で女性の写真の時に見えますので・・。

ずっと以前イタリアに行った時に街を散策しているときに、日本人の若い女性が店のスタッフとして働いていて、そこに今日は店が休みだという更に若い男性がふらりと顔を出して、しばらく話したことがありましたが、外国で働きながら様々な体験をしたり学校で学ぶ青年の姿が重なります。

私とは自己形成の仕方が大きく違いますね。挑戦心、行動力、適応力…羨ましい限りです。

彼らの間の「公用語」は、どうも英語らしいです。
お客さんには外国人も少なくないのですが、そこはやはり日本人が多いですから、勿論?日本語を話します。
日本語の習熟度は、三人の中では女性ですが、なんと4年の在日でここまで日本語ができるとは、と驚きます。
まあ、中国(台湾を含む)、韓国などから来ている若者の日本語習熟度にはいつも驚かされますね。

日本政府はこういうインターナショナルな交流を画期的な規模で増やす支援活動をすべきです。
外務省なども『観光≒金儲け』にばかり狂奔をしないで、若者の様々なレベルとジャンルでの交流を、しかも長期滞在の交流を数倍規模に高めるべきだと思います。
「研修」という名ばかりの「安価な労働者狩り」を止めてまともな賃金と労働環境を整備して、たくさんの外国人青年を呼び込むべきです。勿論、日本からどんどん出ていく。 ことに東アジア、東南アジアに意識的に。
そうして「嫌韓、嫌中」など何の役にも立たない歪んだ意識をきれいさっぱり清算すべきです。
ダメなことはダメ、好きなこと、素敵なこと認めて尊敬できることはお互いに率直に評価しあえる若者を百万の単位で育てること。ここに安全保障政策費をた~ぷりと使う。 そうすればオスプレイやイージス艦などに無駄金を捨てるよりずっと日本の安全保障は強化されます。(現在、在日外国人は約300万人)
国同士の利害対立や軋轢はなくなりはしないでしょうが、戦争は大きく抑制されるでしょう。
椅子が見えましたか。

京都グラフィエが楽しいのは、日本の写真家たちと並んで欧米圏以外の作家の作品もたくさん見られることです。
そうすることでお互いを理解し合えることが魅力です。
- 2021/09/29(水) 00:00:05|
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