私は大学の4年間をどれだけ自覚的に過ごしただろうか。そしてその後の時間を。
この時期街中のギャラリーでも大学を巣立とうとする人たちの作品展が数多く見られる。
京都市立芸術大学を卒業し、さらに学ぼうとするお二人。
姉小路寺町東入る(というか、姉小路河原町西入る?まあ寺町の方がわずかに近いようだけど)ヤマモトギャラリーで「ふたり展」です。25日(日)までです。
Kさんです。右手後ろにある作品は卒業制作のもの。確か市立美術館で見ています。

Mさんです。背景の写真は今回のDMに使われているものです。この方の4回生の時の別の受賞作品は別の展示の機会に見せていただいていると思います。
お二人とも「市芸」の学生だなあと・・好感を持って・・既得感通りの印象を感じさせてくれる方です。

Mさんの描く人物はなかなかいいと思います。

作品を通じて経験されたこと肯定的な経験も否定的な反省点ももとても謙虚に話されます。Kさんもそうですが作画にしっかり向き合っているという感じを強く感じます。
(⇔)

手首より先を入れてみました。

これは手首より先をカットしました。いかがでしょうか、Mさん。

もう少しよって、上にあげてみます。

この思春期の内面を描いた絵(「棘棘」でしたでしょうか。)はとてもよかったです。私の好みでもあります。

お二人の写真を撮らせていただいたということは、お二人の卒業から進学への気持ちの引き締まりと心躍るワクワク感のないまぜなその時に立ち会わせていただいたという楽しい瞬間でした。

この人たちが卒業すれば新たな人たちが大学生活を始め、また新たな人たちが大学最後の時間を送ることになりますね。
明日はKさんです。
- 2012/03/23(金) 00:04:44|
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