秋の気配が進んでいますね。
それでも晴れるとかなり暑さを感じます。それも秋ですね。

昨年末で在留外国人の数は288万7,116人だそうです。
私は時々思うのですが、はたしてこのおよそ300万人にもなる外国から来ている人たちは、日本という国で安全に、安穏に暮らすことができているのだろうかと。

例えば、昨春以来COVID-19の問題があるわけですが、それに関する情報が適切に伝えられているのだろうかと心配します。ことにワクチン接種の情報などに関して。
NHKの放送でも民放でもニュース番組でさえ英語や中国語やスペイン語での字幕放送がされません。
副次的な放送を見よとか、あるいはHPを見たら外国語の情報が手に入ると言われているのかもしれませんが、果たしてそういうものにアクセスすることができる人たちはこの300万人のうち何割なのでしょうか。

先日ある山の中のきれいな水の流れる川で、外国人の若い女性たち6,7人が楽しそうに水遊びをしていました。
水着に着替えてですから、腹ばいで水に浸かったりお互いに写真を撮りあったりしてとても楽しそうでした。
COVID-19で「自粛」を強いられるのは日本人ばかりではありませんから、彼女らが他に人影のほとんどない場所を選んで楽しい時間を過ごそうという気になるのはごく自然なことでしょう。
でもそこにはCOVID-19 の感染防止のためにバーベキューは勿論、水遊びのために集まるのは止めてくれと言う掲示がありました。
日本語で。

山の中の皮ですから周囲に人影も・・・私そこからかなり高いところにいたわけですが・・・ないのですから、私は何かいう気には全然なりませんでしたが、もしそこで誰か日本人とトラブルにならねば良いがなあとは思いました。
でも、300万人の在留外国人がいる、まして京都は大学もあり留学生もたくさんいるのですから・・・たとえその人たちが日本語を学んでいるとはいえ・・・・観光情報ばかりでなくて、こうしたことも外国語表示を少なくとも英語、中国語、スペイン語くらいではしておくのが当然ではないかと思います。

態風の季節になれば河川の反乱の恐れもあります。それで、最近は過去にはここ高さまで浸水したなどという表示がされているわけですが、こうした情報もどこまで外国人五届いているのかと思います。
オリ・パラを実施して多くの外国人を招いたわけですが、果たしてそういう「オ・モ・テ・ナ・シ」が国際標準に達しているかどうか、私は心配です。

私がかつて交わった中国からの留学生はとても日本語能力が高く、しかもスマフォやパソコンの活用にたけていましたから様々な上に対して自発的積極的にアクセスして私の助言してくれるほどでした。
情報が足りなければ英語圏の情報源にもアクセスしていました。
しかし、そう言う者たちだけが「在留」しているわけではありません。話題になったベトナムからの「研修生」は大丈夫でしょうか。

このお二人は日本語を上手に話します。
TV晩気味などでも外国語の表所を増やすことは、日本人自身の国際的な交流意識も高めるのではないかと思うのです。
日本の大学が国際的大学評価において100傑に東大、京大の二校しか入らないという現実があります。
(ちなみに中国は6大学、韓国は日本と同じ2大学です。)
なぜそうなるのかというと、国際化が遅れているからだと指摘されます。
それは、大学だけもののではなくて、政治・行政も社会の在り方も市民意識もそうなんだろうと思います。
それの一端がTVに出ているのではないかと・・・そんなことを感じています。
そう言う意味で、私がこのお二人とへたくそでも会話ができないのは、実に困ったものだと思いました。
- 2021/09/14(火) 00:00:03|
- 音楽
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0