今度の写真展でも「プリントがいいですね。」というお声をかけていただきました。
ただ、プリントは私がしているのではないので、それはお店の方の名誉です。それで会期の翌日にすぐにお店に行って、担当者にそのお話をしました。
多分この白黒のデータもお願いすれば「フィルムで撮ったんですか?」と言われるような、プロの目も欺く仕上がりになると思います。

その意味せでは結婚式の写真を撮るカメラマンなども仕事を持ち込んでいるようなんですが、「デジタルカメラで撮った写真は解像感を高くしてプリントすることが喜ばれるんですが・・・・、敢えて解像感は上げすぎないでプリントしてます。そのほうがフィルムから撮っていた方たちに喜んでもらえます。」という事でした。

上の写真でもきりっと解像してほしいところと、柔らかく立体感が出てほしいところがあります。
そう言うところを理解してプリントしてくれる技術者がいることは力強いですね。
こういう人がいてくれるとレンズの良さを生かして撮りたくなりますよね。
この時は額から鼻、唇の光、目の光を捉えながら、肩ひもの素材の持つ輝きや肩の丸さを捉えようとしています。

絞りを少し開けると感じは随分変わります。
これは肌と黒いインナーの対比に着目。

ここではイヤリングとネックレスの輝き。
そして唇の光ですね。

ちょっと服の白の面積が大きすぎるのと手首が切れているのが、ちょっとね。

https://youtu.be/V2TJYJTtdTI
- 2021/08/26(木) 00:00:03|
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