これまで何度も拙ブログに登場していただいている銅心さん。
私の腰を下ろす場所も代り映えがなく、COVID-19を警戒して、少し距離をとっているくらいが違いますかね。
同じ世代なのです。

「コロナで・・・・・もうあまり生きられない・・・・年月が削られるのが悔しいなあ。」と言います。
全く同感です。
オリパラに出場する人の時間だけが貴重なわけではありません。

本島はそのたびごとに「今日も撮らせてもらっていいかなあ?」というべきなのでしょうが、私はあえてその言葉を飲み込んで、当たり前のようにリュックからカメラを取り出し、会話の合間合間にシャッターを切ります。
心得てくれているのか諦めたのか、そのことについて何も言いませんし「まあいつまでも撮れる訳じゃないから、撮るなら今のうちだよ。」と言ってくれます。

ここを私が通りかかっても他にお客さんがいて話し合が弾んでいるようだと立ち寄らないで通り過ぎます。
せっかく興に乗った話の腰を折るのは申し訳ないからです。
でもそんなときには私には見せない表情をしているのかもしれません。 今度長い玉でそれを撮りましょうか。

振り返ってみれば、初めて会ったのは8,9年も前になるでしょうか。記憶はまるで当てになりませんが。
こことは別の場所であったときに「こんな場所に移っていたの?」という会話をした記憶がありますから、さらに別の場所であったんだと思います。

私はほとんどプライバシーを問いませんから、どこの住んでいて、どこで生まれたのかも知りませんでしたが、どうやら九州の出のようだということをこの日、初めて知りました。
私が自転車を押して近付くと「よ~ 元気かえ~? 生きてたか~?」と手を振ってくれます。
私は自転車を立てかけて、腰を下ろします。
- 2021/06/29(火) 00:00:04|
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