
普通ならカテゴリを「音楽」にするところですが、この人の行動や話しぶり表情を見て「人物」に入れるのがいいなあと思ったのです。

「この近くに住んでいるの?」と訊くと、聞き覚えのある名前を言ってくれました。
それでどこのどのような人かわかりました。 某大学の某寮にお住まいだそうです。こう書いただけで特定されそうですからちょっと心配ですが。
私には、まあいわばある種の先入見があって、ああなるほど合点がいくと思いましたし、ならばこうでなくちゃねとも思いました。

大昔、東大の駒場寮に連綿と書き継がれる落書きのことを知って、東大に行きたいものだと思ったことが一瞬ありました。ただ東大自体は好きではありませんでしたし、、好きや、嫌いややる気で受け入れてくれるような制度ではありませんから、私などは埒外でしたが。
実際にはそういう大学にはいけませんでしたが、寮には入りました。 で、そこの寮の先輩諸氏の遺した落書きを見たのですが、ああこれじゃだめだと思い、その中に参加する気にはとてもなれなかった悔しい思い出でがあります。

こういう人を見ると自身にまとわりついて堅く常識の中に押し込める力をはねのける力がもらえるように思います。
青年のこういう突破するというか破っていくというか、そういうエネルギーが素敵です。
別の通りかかった人と話をしています。 なんて自由なんでしょう。

やはり住んでいるところを聞かれて指さしながら説明をしています。
気持ちいいなあ。

聞けば友人に写真を撮る人がいて「写真集を作ろうか」などと相談しているそうです。
どんなものを作るのでしょうね。また是非見せてもらいたいものです。
私のような常識の中で撮っている者とは違う写真を見せてくれるに違いないと思います。
- 2021/06/03(木) 00:00:03|
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