曲は聞いたことのないものでしたが、本格的なクラシック。
これを暗譜で弾くのですから、やはりよほど練習したことのある人でしょう。

ここはご覧の通り、南も北も大開口。光がたっぷり・・・・過ぎます。
どちらから撮っても大逆光。
せめてもっとずっと日が傾いてからの方がよさそうです。

実はこの場所である人を撮るつもりにしていました。
その人も小学生のころから大学生になってもピアノレッスンをしている人ですので、きっと周囲の人も喜んでく入れるだろうと思いますし。
その人にはシベリウスの「モミの木」を弾いてくれませんかと注文しました。
「シベリウスは弾いたことがないけど挑戦してみます。」と言っていただけました。そもそも、「モミの木」は小品だし、取り組んだことがないかも知れません。

けれどその撮影に機会がよんどころない事情でキャンセルになってしまいました。希望的な観測では春の終わりか、夏の初めころにはチャンスがあるのではないかと。それだと・・・聞いてみたくはあるのですが・・・「モミの木」ではちょっと合わないでしょうから、また何かリクエスト曲を考えておかねばなりませんね。
その人は身長もあるし、ピアノの前で映えるでしょうね。
ここならSARE-Cov2感染防止の点からいっても好条件です。

さて、初めの逡巡が融けた(解けた)この人は、ダイナミックな演奏を披露してくれました。

駅ビルの下の方が雑踏。
まるで空気が違います。
だから、これはまたこれでよい・・・と今のところはしておきましょう。

今度は、ここの光の状態を頭に入れて、多少の工夫をして出かけてこようと思います。
ただその時にはこうして演奏してく入れる人がいるか、いないか・・・・どうでしょうね。
そして撮影を快諾していただけるかどうか。

演奏が終わると、この人はまたステージ上の奏者のように右腕をお腹の前に斜めに交叉して、一礼をして静かに立ち去っていきました。
きっと子供のころからそういう経験をしてきた人なのでしょうね。
- 2021/03/24(水) 00:00:02|
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