京都の町は道路に沿って建物が連なっていて、・・・・毎度同じように嘆くのですが・・・・広場というものがありません。
そんななかでは京都市役所前などは幾分空間があるのでももっともっと開放したらいいのになあと思うのですが・・・・。

岡崎公園(平安神宮前)はとても良いところで国立と市立の美術館があり、動物園があり、コンサート、劇場のホールがあります。そして見本市などができる大きな建物。そしてそれらの建物が囲むように広場があります。
でもここでは販売や飲み食いが絡んだ何かしらのイベントでない、自由な芸術交流空間にはなっていません。
「許可」がハードルです。 役人は「許可」が好きですからね。
市民や芸術家たちの自由や自治的な取り組みをあまり信用しません。 もっとも、そういう自覚ある自治を経験を通して学ぶことをネグレクトされた多くの人々は、時々未熟さを露呈してしまいますので、問題は簡単ではありません。
が、大道を見失っての行政ではそうした自治的市民が成熟していくことは望めませんね。

それで鴨川は格好の演奏場所だし、パフォーマンスを見せる場所です。
三条小橋などもいい場所なんですが、警察も気乗りのしない取り締まりを強いられるようです。
電気的に増幅などしない「生」音くらいは受け入れる街であってほしいです。

街中に、要らないアナウンスや、ガサツな音が溢れています。こういうことに無神経なのも日本中のあちこちの町と同じです。
店内も同じですね。音に鈍感でガサツな国民です。 無用な音で空間を埋めようとするのは止めにしたいものです。
回転ずしやで行進曲を流していたのには呆れました。 きっと消化が進むことでしょうね。

こうして拍手を受け入れて演奏してくれる人に感謝です。
まして写真撮影を受け入れてくれるのは・・・・[個人の都合です]
鴨川で出会ったミュージシャンたちの写真展を鴨川でするのは私の義務かなと思ったりしないことはないのです。
- 2021/03/20(土) 00:00:02|
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