皆さんの中には音楽がお好きな人も少なくないのではないかと想像します。
ご自身で楽器を演奏する方もまた多くいらっしゃるのではないかと。
私はこの点でも「不調法」を絵に描いたようなものです。

まことに寂しい人生ではあります。そうなったについては暗い経験があるのではありますが…ハハハ。
ということはさて置いて。

このピアノが河合のものなのかヤマハのモノなのか、確認はしていません。
高級ピアノと言えば1000万円をはるかに超えるものがありますね。 しばらく前から日本のヤマハも河合も大いに健闘しているようです。でも、門外漢にはスタインウェイ&サンズがダントツに有名でしょうか。コンサートホールで見るのも多くはスタインウェイの印象ですね。
世界三大ピアノと言えば、このスタインウェイと

ベヒシュタイン、ベーゼンドルファーと言われます。聞き比べてみるとそれぞれ個性があって、楽器の世界の驚くべき奥深さを感じます。
そうした中で、私が最近知って驚いたのがFAZIOLIの音ですね。
たまたまユーチュ―ブで色々見聞きしていて出会ったのですが、

若いピアニストである「フォルテ/Mr.Forte 」が清水の舞台から飛び降りて購入したピアノがFAZIOLIのフルコンだったわけです。そして、私がそれより以前から楽しませていただいていたユーチューブ動画発信者の、ピアニスト森本麻衣さんが買い変えたピアノがまたFAZIOLIだったという訳です。
その音の豊饒さには驚きます。

楽器によって演奏者の意図なり感性なりの表現が違ってくるのは、考えてみれば当然ですよね。それでこの音の出るこのピアノで弾きたいとピアニストが考えると千数百万円の決断となる・・・・
カメラの場合ならLeica M モノクローム ボディ TYP 246にレンズを付けても、なんだ、わずかに200万円か?!
という冗談はさて置いて、・・・・・。(私が出すか出さないか10回も20回もカメラと我が家を往復して迷ったあげくに断念するのは20万円なんですからね。)

フィルム撮影で印画紙に焼き付けた白黒画像と、デジタルカメラ+インクジェット印刷したものを比べると、後者は、はるかに未だし!という感がぬぐえません。
早く、白黒撮影においてもフィルム写真に匹敵する高品質カメラに登場してほしいものです。 技術者たちは、そんなことは百も承知してるよと言うかもしれませんが。 (それより、撮る方の技術の方を考えたほうがいいんじゃないか、とも)

いずれにしても「道具」は大事。
弘法は筆を選ばないかもしれませんが、いやきっとちゃんと選んでいたと思います。
物欲との葛藤のために、こういう妄言の間を一体何度往復してきたことか。
- 2021/03/12(金) 00:00:06|
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