緊急事態宣言が、首都圏を除いて解除されました。
「でもね・・・・」と政府・知事たちは言います。 リバウンドが起こらないように自粛は続けてね、飲食店は9時までにしてね・・・と。
それにね、卒業謝恩会や卒業旅行はダメだよ。花見の宴会ダメだよ。普段から接触のある人4人までなら外食で会食してもいいけれど、それ以上はダメ・・・・。

でもね、でもね、私は思うんですよ。
Go Toのこと考える暇と時間があったら、その「人出分」を卒業旅行や謝恩会に回してあげたらどうなのと。
まして卒業式や入学式をダメにしてはダメです。実施するためには・・・・もっとも旧来型の「式」が必要かどうかについては私は大いに疑問視していて、この際、抜本的に生徒、学生本位の区切りの集まりにしてあげたらいいと思います・・・・どうすればいいかの検討には生徒・学生・現場の教師を中心において、学校が知恵を絞ることを支援するべきだと思うのです。 Go Toの予算は大胆に減らして・・・なくしてもいいと私は思います・・・・そういうことの工夫の保障に出費したらいいと思うのです。 出費したらお金が市場に回ることは同じなのですし。

この国の政治が、どんな政治家、政党が何を誰をどのように大切にしているか、この新型コロナ感染を通じてよ~く分かりますね。
日本の民主主義の在り方についてもほんの少し変化の兆しがあります。もっともワクチンの接種が始まったら菅自公・維政権の支持率が回復するようでは、国民はまたまた「舐められる」ようになることでしょう。
が、それでも新たな兆しは確かだと思います。

芸術・芸能というのは人が人として生きていくうえで欠くことのできないものです。
ぜいたく品だ、不要不急だというのは人々の生活を量でしか考えない時代遅れの考え方です。「唯物論者」は決してこういう風には考えません
政府が、国民の広範な声に押されていろいろな支援を渋々してきました。
しかし、お金は支給しましたが文化を「支給」することなど思いもよりません。それについては野党も、多くの批判勢力も大同小異です。
せっかくシンガー・ソングライターで俳優の星野源さんが「うちで踊ろう」を発信してくれた時に、そのことに気付くべきだったのにね。

あれを捉えることのできる政党があればポストコロナで大いに存在感を増したjことでしょうに。
あれを安倍晋三の情けない失敗というエピソードで終らせてしまったところに日本の政治文化の貧困が露呈していると思います。
様々なミュージシャン、演芸関係などなどが自発的にライブ配信しているのは救いです。

オリ・パラに群がる利権集団には湯水のごとくお金を使っても、国民に文化を届けることなど思いもよらない政権・与党は既にとうの昔に歴史的使命を終わっているのです。

春です、皆外に出ましょう。 必要なところで、マスクして。
- 2021/03/04(木) 00:00:04|
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