人出が少ないことを逆手に取ってでしょうか、あるいは単純にまだ昼前だからでしょうか、結婚式の前撮りグループが3,4組も見えます。
2020年は結婚式・披露宴が大幅に減少したし、出生もずいぶん減ったと報告されています。
まあ、当然と言えば当然なんですが、しかしねえ。

人と人とを2メートル離す政策によって恋人同士も距離をとることになるでしょうし、夫婦でもそういうことになりますよね。
無論そうでない人も多くいるわけですが、傾向的にそういうことになるでしょう。
政府は新型コロナ感染防止のためにいろいろ言うのですが、その時にいつも衣の下に景気のV字型浮上策≒Go Toキャンペーンがちらついています。今、新型コロナに耐えて、その後はと、前のめりです。 彼らは言うのです。政治は今だけを見ているのではなくて長期的視野に立って、未来志向でとかなんとか。私はこういう話を聞くときに、それはまるで嘘だと思って聞きます。
景気対策は「金だけ、自分だけ」にの前に付く「今だけ」そのものだからです。

長期的視野に立ったら、コロナワクチンを自主開発できない科学技術の現状を反省してここに資金を投じるでしょう。子供のために一斉休校なんて粗雑な政策で終らないで、未来を作る子供の苦しい環境に手を差し伸べて政策をするでしょう。そして「少子化」傾向がこの新型コロナの広がりで拍車をかけられているのですから、安心してセックスできるにはどう支援したらよいかを真剣に探究すべきですし、施策を打つべきです。
まるでそんな問題意識は聞こえてきません。 検査を拡大すれば感染者を見つけてしまって、結果、医療崩壊を起こすから検査を抑制するという政策を相も変わらず続けています。そうではなくて、別の目的としても、安心してセックスしたいから検査させてという要求にこたえるべきです。むしろどんどん検査の機会を提供しますから、陰性を確認して安心してセックスしてください、と。(それをまた子供を作るのが国の義務、女性の美徳みたいに言ってしまうのが自民党なんです。が、そうじゃなくてセックスをするのは国民の権利なんです、子供を産み育てるのも国民の権利なんです。そう言う権利を保障するのが政府の義務なんです。)
セックスをただの秘め事、わいせつな行為としか見られない自民党のお歴々にはこういう発想は湧いてこないでしょう。ただし、自分が良からぬところに行くとか、こそこそ陰でしたいとかいう時にはこっそり検査してるんでしょうけど。
人口政策はただただ成り行き任せで、「夫婦別姓阻止」などという頓珍漢なことに力を注ぐ自民党です。

前撮りの事から話が脱線しました。
これから春めいてくれば、こうしてスケッチするのもますます楽しいでしょうねぇ。
私は距離を保って地面に腰を下ろして撮っています。すると段ボール紙を重ねて作った座布団のようなものを出してくれて「痔になっちゃうよ。」と。 携帯用の折り畳み椅子が使いにくい場所で、ご自身が活用しているのでしょうね。
いろいろ準備万端でしょう?!

こういう親切な方に出会うと心が温まります。
人に会うには外に出なくてはね。

知人の素敵なジャズ・ミュージシャンなどを描いた絵のなど個展が始まっています。
人の少ない鴨川べりを走って、見に行こうと思います。
- 2021/02/26(金) 00:00:18|
- 絵画
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0