「お久しぶりです。
「今でも職人さんたちの写真を撮っているんですか?
「はい、相変わらずです。

とは言ってみたものの、とぎれとぎれになってますね。
原因はSARES-Cov2だけではありません。
でもこうして覚えていてくださる方がいて、また・・・私は・・・当たり前のようにカメラを撮りだして・・・いささか図々しくなりましたね。

この織り機では帯幅が織れるのですが、いまは幅5,6センチの小物を制作されています。

通常ですと、経糸の下に鏡を置いたり、下絵や原図を置いて、出来上がり状態を確認しながら織るのです。
上の面が裏で下の面が表になるので・・。
でも、今日はそういうものはありません。たまにスマホをくぐらせて確認しますが、あまりこまめにしなくても感でやっていけるようです。 そこいら辺は熟練の腕ですね。

先ほど若い女性が二人「先生」と呼ばれる人について来ていました。
いろいろな質問を耳に挟むと、どうやら織物関係の事を学んでいるようで、テクニカルターム?がいくつも使われていました。
どんなことを専門にしているんでしょうね。

若い担い手が増えるといいなあと眺めていました。

さて「東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の後任選びは混迷の度を深めるばかりだ。」(zakzak)だそうで、マスコミはまるで競馬の予想みたいにしてあの人この人を取り上げています。
そんななかで安倍晋三氏が適任だなんて言う人がいるのを見て心底驚きます。 元総理だし政財界に影響力がある。そこに付け加えて「外交の安倍」だったからなんてのもあるようです。
こういう人に言いたい。あなたはまともに目を開いて物事を考えていますかと。
長々と書く気はありませんが、国会で100回を超える嘘を連発した、それも一年のうちに、という人物がわが国だけでなく世界に大きな影響を与える仕事に相応しいとどうして言えますか。
オリンピックに関しても、彼は、東京電力福島原子力発電所の放出する放射性物質で汚染された水や空気、それの事故の処理について「アンダーコントロール」だと稀代のウソをついて見せたのです。この時私たちは彼をこんな発言をして世界中を瞞着するような人物を首相としておけないとして辞職をさせるべきだったし、「お・も・て・な・し」などというパフォーマンスに喝さいしてそれを煙幕にして通り過ぎさせてはならなかったのです。あれが今日の森氏辞任劇にまっすぐつながっていると私は思っています。
さらにもう一つ言えば、安倍晋三氏は桜を見る会とその前日の「安倍晋三後援会」問題で訴追される可能性が高いのに・・・・万が一訴追を受けないようであれば、これまた日本の民主主義の情けない状況の上塗りになります・・・・彼はそのことで到底組織委員会の会長を続けられないことになり・・・・もっとも、そういうことで忖度が働いて彼の訴追をうやむやにできるかもしれないという下心かも知れないのですが・・・・、またもや世界中の笑いものになるでしょう。
こんなことは深く考えるまでもないし、何か特別の政治的立場に立たなくとも、明らかでしょう。
そうであるのに平然と彼の名をあげる人たちがいて、それがそのまま垂れ流されるままに報道されるのです。
実に民主主義後進国の面目躍如といったところでしょうか。
1970年からあと、日本は世界の変化の中で一人、そのときまでの「昭和」のまま立ち止まっているという感じがします。
- 2021/02/17(水) 00:00:02|
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