この人は画家さんなんですが、「人物」にしておきました。

ちょっとした有名人でもあります。
でも、私は幸運なことにそうした一面を知らずに出会い、興味の湧くままに撮らせてもらいました。
こう撮ったら本人が喜ぶかなとか、この人のファンが喜ぶかなとか考えないで撮れることがいいと思います。

以前にも書きましたが私は人の好き嫌いがあって、受け入れ窓口が狭いのです。
私がいいなと感じる面を、その人がいいなと感じてくれているという、同調感はとても大切です。
それだないとなかなか人の写真は成り立ちにくいと思っています。
時には、ご自身は「こんな面もあるんだねえ。こんな表情もするの?! へ~、案外いいんじゃない?!。」でもいいんです。

ほぼ同じ世代ですから、この人のちょっとカッコつける感じに共感できるんです。
以前流行った言葉で「ちょい悪おやじ」ですかね。
それを演じる自分に正直なんですよきっと。 私にもそういうところがあります。それがなければ、多分こんな風に自分が撮った写真を人に見せたり文章書いて呼んでもらったりはしないでしょう。

この人は結構義理堅い人で、俗的な言い方をすれば、この人の方が斯くが上なんですが、私の個展にワインを差し入れたりするところがあるんです。まあ格上だと思うからするんだということも、あるかもしれませんが、そう言う事じゃなくて、義理ははたすということだとおもいます。
私は義理を欠く人間ですが。

退職金は5000万円だったそうです。そういう事を私のような貧乏人を前にして・・・・いえ、彼は講演でも話すし、文章にもしてますから・・・・沙羅っというところもですが、彼がえらいのは、その後それ以上に稼いでいるという事でしょうね。好きなことを存分にしながら。

義理も固いし、人を喜ばす話芸にも秀でています。 まあ、並みでないということは確かだと思います。
こういう人を見つけて撮るのはとても愉快なことです。

◆ 忍ぶれど 色に出にけり我が票田 飲食、旅行と 人の問ふまで
◆ 金づるは色に出にけり 竹中の 乞うがままなる パソナ・電通
◆ 君がため惜しからざりし総理の座 長くもがなと 惜しまぬGo to
◆ 嘆きつつ声をあげずに明くるまは いかに苦しき未来とかは知る
- 2021/02/07(日) 00:00:05|
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