ある怪しい空気を漂わせたギャラリーの奥に陶芸のできる部屋があり、そこで作品作りに励んでいた方です。
とある大学で教鞭をとっておられたと記憶しています。

ギャラリーの雰囲気の怪しさについて一しきり話をすると、僕の作品もねとおっしゃり、ギャラリーオーナーも「相当なものだよ。」と相槌を打っておられました。・・・・と言っても記憶をよみがえらせればというお話ですが。

芸術に携わる方の多くは、私が撮影をお願いすると、大概、私の方も芸術的的な撮り方をするのだろうと「忖度」をしていただけることが多いのです。

それで「こやつはどんな風に撮るのかな。」と、ある種のリスペクトがあるのですね。

それで、「じゃあ、こちらもいつもの通り本気で制作をすればいいんだな。」と。
ところが、私が好奇心から色々話しかけてしまいますので、「解説」をしながら、笑いながらということになってしまったりして・・・。

私が距離をとり、空気と化すことも一面必要ではないかと・・・。

そこはちょっと難しい問題があって、・・・・。

このころは撮れるだけでうれしいという気持ちが過半でしたね。

菅首相は緊急事態宣言発出について記者会見をしました。が記者たちの質問に「この後予定が・・・。」と言ってそうそうに切り上げてしまいました。そもそもこうした重要な記者発表をするのに十分な時間を確保しないで予め「次の予定」を組んでしまう総理大臣て何?
国民の疑問、質問、不安に初めから答える気持ちがない首相。会見を切り上げる口実に「次の予定」を組んでおくほど国民の前に立って話すことが嫌いな首相。国会は開かないし、国会での説明もしない。
彼の辞書には国民の公僕だとか民主主義だとかいう言葉はないようです。
それにしても大阪府知事の吉村氏が「先手を打って」緊急事態宣言の中に入れてもらえるように政府に話すと言っているのを聞いて、思わず手にしていた箸を落とし、口に入れていた食べ物をあんぐり開いた口からこぼすところでした。「先手」?! 何をさして先手だというの? 今年に入っても「緊急事態宣言」を要請するような事態になっていない、むしろ感染は抑制されてきていると言っていたんじゃないの?! その時すでに感染者の死亡率は全国最高レベルで、病床数ひっ迫は極まっていたのにです。今頃になって・・・・事態が大きく変化したと、まるで予想を超えたことが起きたかのように言い立て、言い訳の言葉を準備して・・・・態度を変える。これまでのことは、実は、ただ表面的な感染者数が高止まりしていたことに人々の視線を向けて、本当に深刻な事態から府市民の目をそらさせていたということか。
そんな前言をすっかり忘れたふりをして「先手」をうつ振りをしてみる役者ぶりは大したものだ。厚顔無恥とはこういうことを言う。
彼ら・・・橋本某や松井某たち・・・は自分から「先手」などといてイメージ操作をするのは、まさに得意技。
2000%選挙には出ないと言うような嘘をついても恥とも思わない人たちの世論操作にそのまま追随している大阪キー局の無様さをいまさら指摘するのも疲れることだが。
それは晴れて青空です。
地上のどす黒さは人間の仕業です。
- 2021/01/11(月) 00:00:06|
- 陶器
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