こういう建物でも撮影を許してくれるところとそうでないところがあります。
許可される場合の条件も確かめておく必要があります。
本社の担当に許可申請をしないといけないとか言われると、私はすぐに諦めてしまいます。
案外簡単な話の事もあるんでしょうが。

このショウウィンドウについても先日確認をして撮っています。
店の宣伝になるしいいですよ、とアラウンド40の店長さん。
でも、ひどくうるさいところもありますね。デザイナーズ何とかいうとこなどはなおさらです。

何か難しいことを言われた時に「そこを何とかお願いできませんか。」と言うような根性は私には全くないので、直ちに撤退です。
いい人を見つけた時も同じですね。
これではプロにも作家にも成れないのは当然です。

現場の人はマニュアルを超えて判断することを徹底的に制限されていますから、お願いしても「NO]と言われることが多いのも当然です。
企業で働いていて自主的な判断ができないなんて当たり前だという、恐ろしい国ですからね。 そういう状態で人生の一番実りの多いはずの時期を過ごすことを余儀なくされていてもこの社会の仕組みを疑わないまでに人々は奴隷化されているのです。そういう社会の仕組み・価値観を内面化して疑わないのです。
だからあまり現場の人を困らせるのは止めています。(原則やマニュアルは是非必要なんですけど、それが過剰だと思うんです。そうなる根源は職場が働く人々のものではなくて、経営者のものだということですね。)

さて場所を移して・・・・。
京都ではこうした色を見つけることはなかなかできません。場所にもよりますが、看板や建物の色には制限が厳しいですからね。(原則賛成です。)

以前ここで撮った写真をアップした時にも同じようなことを書いたと思います。
黒や白はあっても赤や青や黄というような色はごく少ないのです。
他府県の国道沿いや繁華街のあの乱雑猥雑な過剰な色の暴力には閉口しますが。(京都でも制限区域の外は似たようなものですが、それでも県(府)境を越えた状景とは違うように思います。)
地方の国道沿いなどは街の景観づくりにあまりに無頓着すぎると感じることがよくあります。そこでは「私権」が横暴すぎるのだと思います。


作日の京都盆地は雪雲が張り出してときどきちらほらと。タイヤを替えないといけないかなあ。
菅総理は今年一年を表す漢字一文字を問われて曰く「働」と。人に求められる徳として廉恥がある。
彼は就任以後どんなことをして、自ら「働いた」と言っているのだろうか。官房長時代には公文書抹殺や、意に沿わない官僚や報道人・言論人・学者などを排斥するということにはよく「働いた」かもしれないが、就任以降の彼を見るに国会は早々に切り上げてしまうし記者会見はなかなかしないし、感染予防のために施策は打たないし、働く者の生活を守る手立ても人々の生業を助ける政策もうっていない。びっくりするような巨額の予備費も宙に浮いたままこういうことのために使われていないのだ。
「働」という字から斯くも遠い人物が「働」を今年を表す一字とするなどとはとても廉恥の心があるとは言えまい。
いやいや彼が「働」という字をあげたのは自分の事ではなくて国民の皆さんの事だという事か。こんな悪政の下でもグチ一つこぼさず、安倍・菅政権を倒すような大きな運動も起こさず、ただ黙々と働くその姿を見て、思わず感涙にむせび「働」という文字が浮かんだのかもしれない。
「トラベル事業と感染拡大の因果関係については『同事業が感染拡大の主要な要因であるとのエビデンス(証拠)は現在のところ存在しないとされており、この認識が変更されたものではない』と強調した」のは加藤官房長です。
もし仮にGo to キャンペーンが感染拡大に対して何ら影響がないのだったら、今回一時的に停止したところで「予防」にはならない。止めるということは因果関係を求めたということだろう。
だが加藤氏は、きっというだろう「Go to」は感染拡大の「主要な」要因ではないといったのであって全く因果関係がないなどとは言っていないと。そして再開時には「まったく関係がないのではないという意味で主要ではないといったのであって、要因としてはごく限られたものであるから感染を広げる要因と考える必要はない。再開には何ら支障はない。」と。
菅政権の特質の一つは姑息だということだ。
COVID-19に罹患して発症するには時間がかかる。それで今日感染者としてカウントされるのは2週間前の事態の反映だと言われる。
そうしてみるとGo toトラベルは12月27日まで継続されるから、そのことによる影響はその2週間後に顕在化する。例えば今日の事は12月28、9日ころに。明日からのことは年末年始に顕在化する。医療が最も脆弱な頃だ。何故「今」中止しない?
しかも、土日は人出が増える。何故に26日(土)からの中止ではないのだ。それを過ぎれば忘年会などの会食が減って年末年始で自宅にいる人が多くなる。人出が多い日をおさえないで、幾分は少なくなる頃に中止する。何としてもクリスマスは止められない。
東京・大阪・名古屋・愛知などをGo to対象区域から外す際も、「入り」は止めろと言い、出るのは自粛にとどめる。
旅行したい人は東京・札幌などは諦めて、いく先を変更してでも出かける可能性がある。大都市を除外すればお金を運ぶ人が
大幅に減る、それは避けたい。そういう計算が見え隠れする。いや隠されているとは到底言えないやり方だ。
とにかくやり方が姑息だ。
経済政策をGo to に矮小化しているから何もかにもがゆがんでくる。
Go toを止めれば自殺者が出るなどと脅して見せるのはそのせいだ。
他の手立てなど少しも考えてない証拠だ。
姑息だ、しかも冷酷だ。
- 2020/12/16(水) 00:00:14|
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