もうすぐ卒業シーズンです。先日は京都市立芸術大学の卒業・進級制作展を見てきました。なかなかの力作があり、期待される若手がいて楽しみでした。普段接することの少ない分野の作品にも触れられ、意外感や、驚きがありました。
さて街中のギャラリーでも「四回生展」が盛んです。精華大学生のグループ展、京都産業大学写真部、大谷大学の写真部・美術部などなど。
若い人たちと作品を挟んでいろいろな話ができることは楽しいことです。
大谷大学の美術部の4回生展です。外から覗くと「お久しぶりです。」とあいさつを送ってくれる人が受付にいて、そのまま中に入りました。
作品について話を聞くうちに「精華大の漫画を卒業して、大谷短大の仏教科に再入学した人」の作品に出会いました。その人というのは・・・。

精華大学といえば年末にモデルをしてくれた女性やマンガミュージアムで似顔絵を描いている人たちも精華大学の卒業生です。
「精華大学の漫画といえば知人がいるなあ。」と話したところ、なんと、この光〇君の先輩で光〇君もマンガミュージアムでアルバイトをしているんだとのこと。
「堀〇さんたちは僕の先輩で、絵で頑張っている人たちなので尊敬しているんです。」

大谷短大の仏教科ですから「郷里に帰って僧侶になるんです。」とのことで「絵を描ける坊さんになりたいと思っている。」とのこと。 音楽ができたり、絵がかけたり・・・田舎にいけばいくほど、その地域の文化センターとしてお寺が一役買うというのは意味があるなあと思います。
「小さな寺ですから昔は後を継ぐのが嫌だったんですけど、今はいろいろ前向きに考えます。4年間好きなことをさせてもらったし・・。」
青年としていろいろ考えてきたようです。

光〇君の絵は最初の写真の背景に写っています。
- 2012/02/15(水) 00:04:58|
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