以前どこかで見せていただいた絵かなあなんて思いながら、じっくり見せていただきました。
″恵風”というギャラリーでも展示したことがあるそうですから、多分そこで見たのでしょう。なんとなく、そんな気がします。

画面の中に人物が描かれています。
その人物はモデルに取材しているには違いないのですがかなり象徴化されていて、またそれを取り巻く空間の色彩や筆の勢いなどなどが、その人物と相まって一つの世界を作っています。
その世界は閉鎖的、自己完結的ではありません。

対象を捉え描こうとしていくと、結局自身がそこに出てくるとおっしゃいます。
人物を対象に描くことに、今、拘りを持っているとのことで、人物を撮っている私としてはその問題意識などについて興味津々です。

SARES-Cov2が大きな顔をしていますから、話をしようとすればどうしてもマスク越しになります。
カメラを向けると「マスクはどうしましょう?」ということに。
私は、この日は28-70を付けていますから、望遠端で撮れば「感染防止距離」はほぼ保てます。
でも85ミリの方がいいかな。
マスクして、さらに眼鏡をかけると随分感じが変わりますね。

マスクをとってもお互いに正対して大きな声で長い時間離さなければ、ほぼ問題なし・・・のはずです。

絵を描く人と話すと「適正露出」で撮ってはダメだということを大いに考えさせられます。
「露出は自分で選びましょう。」という事ですね。

何も考えない、機械的「写真」が一番いけませんね。
- 2020/08/19(水) 00:00:31|
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