今日の京都盆地は、暑い夏日。 故郷近くの浜松市天竜区では41.1℃だったそうです。なんと観測史上最高気温タイなんだそうです。風も吹いているし山や川もあるから京都よりは過ごし易いかもしれませんが。
「京都には空襲はなかった。」という都市伝説?がまだまだあるようなんですが、「アメリカが京都にある文化財の価値を認めたため、京都は空襲を受けなかった。だから、貴重な史跡が残っているのだ」と言うようなものですね。それは戦後日本占領を続けているUSAを美化しようとする心理が働いた伝説なんでしょうね。

事実は、1945年1月16日も終わろうとしていた午後11時23分頃に東山区馬町が空襲に遭っています。B29によって高性能爆弾3トンが投下されました。「この時、記録によると、7歳の女の子を含む41人が死亡し、負傷者は48人、被害を受けた家屋は316戸とあります。」(京都トリビア)

もう一つ、西陣空襲がありました。「6月26日のお昼前に、西陣織で有名な西陣が爆撃されます。これもB29により1トン爆弾が7発投下され、43人が死亡、66人が負傷し、292戸の家屋が被害に遭っています。」(同上)
こういう戦争被害を掘り起こして、・・・・これは国家による国民に対する犯罪なんですから・・・・実際に何があったのかを記憶することは「公文書を焼却隠滅」して戦争犯罪の事実を隠蔽してきた大日本帝国の本当の姿をはっきりさせるうえで大切ですね。

ただ、しかし、加害の事実こそもっと真剣に明らかにされねばならないと思いますが。
- 2020/08/17(月) 22:34:47|
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