小皿に絵付けをされています。
仕上がりまでには描いては焼くを3回繰り返すそうです。素焼きを入れて4回。

細い面相筆を使っておられますが、・・・・新品の筆を見せていただくと、・・・・・今使っているものは、やはり筆先が摩滅してきています。
それでも細いです。

清水焼も案外派手な絵柄が少なくありません。
でもこの方の絵付けにはさらに鮮やかな絵柄が見えます。
そのために絵の具は九谷から取り寄せているんだそうです。 京都には、ない色です。

赤にしても黄にしても京都で使う絵の具とは違います。京都の絵の具は発色が・・・比較的には・・・淡いですし「くすみ」というか深みがあります。他方九谷の絵の具はくっきり感や輝く発色の良さがあります。 無論、釉にもよるのでしょうが。

色の事を書いているのに写真はカラーではない。それは不親切ですよね。
とある高校野球部の監督が、部員生徒全員にマスクを配るところをテレビカメラに写されながら、生徒たちを目の前に並べてSARES-CoV2感染を防ぐために、必ずマスクをするようにと指導をしていた。
教師:「必ずマスクをするように!」
それに対して生徒たちは全員一緒にきびきびとした感じの大きな声で「はいっ!!」
指導教員は満足そうな笑顔でテレビカメラに写っていた。
しかし、箱に入れられたマスクはまだ生徒たちに配られていないし、誰一人マスクをつけてもいないのだ。
我が校は感染予防を徹底しているとアピールしているのだろう。
しかし私の目には、自分の頭で物事の本質を考えない指導教師と生徒たちの好一対。
これは日本の学校スポーツ界のいたるところに普通にみられる情景だろう。
テレビクルーもただ漫然と撮影して映像を垂れ流しているのだろうか。 それとも密かに、これが批判されるように「事実をありのままに」伝えたのだろうか。
- 2020/08/11(火) 00:00:37|
- 工芸
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0