お分かりかと思いますが手前でコントラバスを演奏しています。
この人にも連絡がついて写真の公開を了承してもらえるようにする手はずなのですが、今現在は未確認ですから・・・。

こういう環境でもコントラバスの魅力的な低温が豊かに響きます。
聞くと床などもまた共鳴体として音を広げる楽器なので、やはり相当苦しいらしいです。
それでも私としては、コントラバスの音量がこれほどだとはついぞ知りませんでした。楽曲の中でとても効果的で重要な役割を果たしています。
編曲された、先のオーボエ奏者さんの力量もあるのかも知れません。

このファゴットの方は若い奏者たちを何人か指導されている方ですが、今日来ているファゴット君もまた弟子の一人です。
そのファゴット君の音もここ2年余り何度か聞いてきているのですが素人感覚で言うと、音がよくなってきているなあとおもいました。
それで師匠にそのことを言うと「そうかなあ。あまり甘やかさないようにしてほしいなあ(笑い)」という反応でした。
確かに師匠と並んで吹くと、その差は歴然としているように思います。
(でもストラディバリをプロが弾いて、数万円のバイオリンをアマチュアが弾いてひいて、さあ、どっちがストラディバリ?と言うようなTV番組がありますが、私が果たして聞き分けられるかどうか、相当に疑問ですが。)

さて、本番一部が終わって、やがて陽も沈み辺りは程よく暮れてきました。
本番では残念なことに少々強い風が吹いて、音は押し戻されるし、スコアは暴れるしで、かなりの苦戦を強いられました。
参加者の中にソプラノで歌う方がおられるのですが、その何時もかなり辛い評価をされる方は、昔の落語の寄席では話がまずいと客が横になったりくるりと後ろを向いたりしてしまったそうですが、それ並みの反応でした。
まあ、あの悪条件下でよく頑張ったと私は思いましたがね。 お互いのコンタクトも相当難しくなりましたしね。

風も大分おさまって、今度はコンタクトしやすい小編成です。
湖畔の暮れなずんだ雰囲気も手伝ってか、演奏は相当よかったです。
先ほどの辛口批評のソプラノ歌手さんも「私はあまり褒めないけれど・・・。」と言いながら、「今回は上手くやったわよね。」と高評価でした。
私もそう思いました。
- 2020/06/28(日) 00:00:01|
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