今日の京都盆地の上空は雲が覆っている。昨日に比べるとやや涼しく過ごし易い。
家人と私とで洗濯戦術構想に相違が出たが、私が在宅者なので、洗濯を強行して今干してある。
麻生副大臣の、日本の「民度が高いので」発言が話題になった。
そこへ現在の政権に対して批判的な発言をされることのある舛添氏も加わった。
「新型コロナウイルスの感染者や死者の数を国際比較すると、台湾のように見事な対応をした国を除けば、日本は世界でも優等生の部類に属する。」(舛添 要一:国際政治学者)
(JBpress6/6)と言っている。どうも舛添氏は日本が優等生であることは麻生氏とともに認めることができるようだ。
なるほど、確かに・・・「見事な対応をした国を除けば」どこの国だって「優等生」になる。
しかし、「台湾を含めて考えても日本は『優等生』の一つとして考えられる」というのでなければ「優等生」のなかに日本を入れて話すことにあまり意味があるとは思えない。
ついでに、人口100万についてどれだけ死者がいるかということで比較した場合の中国やシンガポールものぞけば「日本はトップランナー」の一つだと言えることになる。
さて、ここにベトナム(死者数0)が出てこないのが「国際政治学者」の「慧眼」だろう。また、5月20日現在の話ではあるが、人口約1億人のエジプトの死者数は659人である(日本の6月6日現在は907人)。このことを数に入れないのはこれまた国際政治学者の卓見であろう。エジプトはアフリカにおいて死者数最大の国なのである。つまり日本はアフリカのどの国と比べても死者数が多いのである。それで「日本は世界でも優等生の部類に属する。」と国際政治学者の舛添氏は言うのである。舛添氏にとって「国際」とは結局、何のことなのだろうか。・・・・
死者の一人一人を想像し、その家族や友人たちのことを思えば、死者数として十羽一絡げの数字として云々するのはあまり心持の良い話ではないが。
写真は数年前に撮ったモノ。彼女のものを含めて、この5月の写真展をする計画だったのに流れてしまった。
どこか良い会場を見つけて必ずやろうと思っている。
最近急に暑くなったので思い出してアップしてみました。
- 2020/06/06(土) 11:28:57|
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