先斗町のお豆腐屋さんで働いている方に写真を撮らせていただきました。その写真は三が日の直後に掲載しています。幸いその写真を喜んでいただいたのですが、別の用事で近くを訪ねた折に立ち寄らせていただきました。
「あんな写真を載せて・・。」としかられなくてよかったのですが、そのときにこのバイト君に出逢い、「撮ってあげて。」というお口添えをいただいて、ご本人の快諾も頂いて撮らせてもらいました。
奥の方に前回撮らせていただいた方がおられます。
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4回生の彼は郷里に教職が決まっていて帰るのだそうです。それまでのバイトです。京都を満喫して帰ってくださいね。

体格がいいでしょ?! 野球をしていたそうで、体育の教師になるんだそうです。
みなさん。もしお手元に中高生の時の卒業アルバムをあったら取り出してみてください。そこで体育の先生がどんな風に写っているか。もしからしたらこの青年のように腕を組んで胸を反らせてはいませんか。ことに少し体格の小さめの先生。

私は彼にいいました。体育の職員室が開かれていて、ほかの教科の先生方と共同するような民主的な学校ならいい学校だよ。体育の先生が「自分たちだけが生徒を抑えて秩序を維持してるんだなどと思い込んでいる学校は応々生徒にとっても教員にとっても抑圧的管理的な学校になりがちだよ。」と。
彼は体育大学じゃないし、「期待できるねえ。」とも。というのは私が見る限り体育大学の運動系サークルに民主主義とは無縁なところが少なくないようなので。スポーツ界ではコーチと選手も自立した個人同士の関係ではないような場面をよく見かけます。プロ野球の世界にしてからがそうではないでしょうか。
「へぇ?!そうなんですか。」と戸惑い気味でしたが。
それにしてもこの若々しい「照れ」顔はいいですね。
「未来は若者のもの」といいますが、まさにそんな感じです。

お客さんの中でご婦人に人気があるんだそうです。PTAでも謙虚に、でも批判できる力も持って、保護者の声にも耳を傾け、親の子育ての悩みに寄り添えるような先生になってください。

先ほど「腕組み」について、いくぶん皮肉ったような書き方をしましたが、彼の場合はこの写真をご覧になっても分かる通り、・・・偉そうにしているんじゃなくて・・・「外は寒い!!」からなんです。
こんな腕まくりをして素足なんですから「外で撮られていれば、そりゃ寒いよね。」
でもグラウンドで鍛えた彼には「大丈夫」そうでした。

こんな若者と意見のやり取りをしながら仕事をしてみたいですね。
- 2012/02/05(日) 00:01:06|
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