魚忠さんのレジ袋にこう書かれています。
「・・・。
現在世の中は欧米化、そして大型化により、市内ではどんどん魚屋さんが減少してゆ(ママ)き、スーパー化しております。しかし私たち従業員一同、社長を筆頭とし、昔ながらの板店(スーパーなどに入っていない店)として伝統を守ってゆき、板店の北の砦として一生懸命がんばっていきたいと思っております。」
その意気やよし!! しかも頑張ってゆきたいのは社長じゃなくて従業員一同なのですね。

さてこの方はお嫁さんです。
お店全体が風のふき抜けになっていますが、なんとレジが外にあります。
こりゃ寒い!!

この張り紙について最初にお話してくれたのはこのお嫁さんの方でしたが、
「本当に働き者のお義母さんなんです」と自慢げでした。

姑さんがお客さんとやり取りをしているのをずっと笑顔で見ています。


このお嫁さんも働き者のようです。

各地の商店街が苦戦しています。この京都も例外ではありません。ここは新大宮商店街ですが、健闘している方でしょう。それでも経営の入れ替わりやシャッターの下りた店がないわけではありません。
そうした中で地理的にも中核的な場所にこうした地域に根付いて商売を続けようというお店があるのは「希望」です。
先ほどのレジ袋にもその意気ごみがあふれています。豊富な品数でかゆい所に手の届くサービス。簡単なことではないでしょうが、地域のお年寄りや子供たちが買い物に来られる、楽しい生活の話の交わされるお店として続いてほしいものです。
まだまたバトンタッチは先のようですが、次代も大丈夫そうです。
(⇔)
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/02/04(土) 00:01:52|
- お店
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0