大学を卒業して暫くすると皆が一斉に「結婚適齢期」に達します。
すると毎年仲間の誰かがどこかで結婚式を挙げるようになります。
私もそうでした。
なんと第一号が「若気の至り」で「はやまった」私でした。

各地から集まってくれた大学時代の仲間が、私の式を肴に同窓会です。
テーブルごとに懐旧談の花を咲かせたようです。
そして私を含めた仲間が肩をくんで寮歌の合唱です。

そのパターンがその後しばらく「たま切れに…つまりは皆が結婚式を挙げ終るまで続きました。
おかげでそれまで足を踏み入れたことのない茨木や富山や・・・と各地を連戦することがしばらく続きました。
そのたびに寮歌を歌って祝いました。私以外は寮生ではなかったのですがね。
その時期が過ぎると・・・パタリと交流が途絶えて、それ以後20年ほどが過ぎて「同窓会」をしました。

やはり大切な仲間だということを再確認できました。
こうして多くの人がたどる人生の各駅を私もところどころ間引きながらですがたどって来ているわけです。
多分この人たちも同じでしょう。

しかし、反面、この人たちの世代には私たちの世代とは異なった人生の景色があるのだと思います。
第一、こうして管楽器を演奏する「女子」仲間が、結婚式で演奏を披露するなんてことは、私たちの世代ではごくごくレアなことだったでしょうから、既に相当違っています。
いいことです。

この4人もまた、これからお互いに異なった人生の風景を見ながら、誰かの結婚式や久しぶりの同窓会で交差することでしょうねぇ。

その時にこの写真も取り出して、あの時は・・・・と話してくれたらいいですね。
- 2020/03/15(日) 00:00:52|
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