個展があったりすると一日の過ごし方、つまり様々なことへの時間配分や順序が大きく変わってしまします。
そして狭い場所でじっとお客さんを待ち、おいで頂ければ立ってお相手をしなくてはなりません。
無論お客さんは大歓迎なのですが、やはりいつも以上に神経が疲れ腰も疲れます。

この方は私よりずいぶんお若い働き盛りですから点けれを知りませんが、私はと言えば会期が三日間でよかったなあという感じです。
個展だとまたもう少し違うのですが、それでもたった6日やるだけで終るとぐったりです。この点では年はとりたくないものです。

私も日本の歴史には興味がありますので、お客さんたちと一緒に鈴木教授の話を聞かせていただきます。
具体的事物がありますから話はさらに一層興味深いのです。
破片がとても細かくなっているのはなぜなんだろうか。
何故川の向こう半分ではなくてこちら半分に多くの破片が出るのだろうか。
これ他の焼き物の生産された年代、産地は? 他国の産のように見えても京都でその模倣品が生産されれていますから、それもまた区別しなくてはなりません。

向こう岸には高瀬舟を曳いてきた人夫=曳子たちに食を提供する料理屋があり、また遊ぶ場所がありました。
こちら側はこの建物がそうであるようにあまり大きくない一人住まいのものです。じゃあ誰が一人住まいをするの?
そこですね、問題は・・・。

都市が発達するとそこは一大消費地になりますから外から食料や水が運び込まれますが、それとともに様々な消費後の産物の処理問題が拡大します。
糞尿、ごみ問題ですね。
そしてそういうものは大概「水に流す」訳で・・・・。
ここでもいろいろな出会いがあります。

この鈴木さん。
私は今まで数回の集まりでお顔を拝見していました。
今回私が写真展を階下ですることになって、搬入の日に「えっ?! 写真家の蒼樹さんって 〇〇さんのことだったんですか?! 今日初めてそのお二人が結び付きました。 驚きだなあ。」ですって!!
- 2020/03/10(火) 00:00:06|
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