「変態観測」・・・「テンタイカンソク」のもじりだろうということはすぐに予想がついたけれどそれがメタモルフォーゼスなのか、それとも・・・。
3か所のギャラリーを使って一斉にたくさんの作者の作品を展示する企画を立ち上げたのだそうです。
こういう「企画」をどんどん形にしようという若い人がいるんですね。
その中のギャラリー「カト」の2階の展示場でこの方に会いました。
京都産業大学の〇回生だそうです。

大学では英米文学を専攻しているということで絵画を専門にしているのではないようです。

これまでイラストタッチの絵を描いてきたのだけれど今回は油絵で参加。

「変態」とは昆虫たちが成長に従って過去の姿を脱して新たな姿態を獲得していく「変化」を意味しています。その変化をどうとらえるか、書く製作者が提示しています。
彼女の絵にもいろいろな記号が込められていて、彼女自身が体験してきた[現在完了の進行形なのか、まさに完了なのか?]「変態」を描き出しています。
フランスへの一年以上にわたる留学が彼女の世界認識も自己認識も大きく「変態」させたそうです。帰国してまだ間もないのだといいます。

グループ展の出品者には職業をもった人も多くて「留守番が難しいので私たち学生が引き受けて」いるのだそうです。

ほかに二会場あるのだそうですが、出展されている作品を見ると「いまどきの若者と私(たち)とでは人に作品を見てもらうということについて考え方にずいぶん大きな開きがあるなあ。」と感じます。
テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/02/01(水) 00:05:17|
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