つい先日川口真由美さんのライブコンサートの撮影に行きました。
スタッフ扱いにしてくれるのでリハから本番までかなりの時間にわたって撮ります。無論撮った写真はセレクトの上、差し上げるのです。
あたしは川口さんを応援する意味もあって手弁当で撮りに行って写真を提供するのです。

今回の撮影で白黒はフジフィルムのカメラでで撮るのがいいなあとつくづく思いました。
フジの色には艶があるので音楽シーンにはうれしい冗舌感があるのです。
艶めかしさもありますしね。

今日の写真のような場合にも多分フジの写真ではニュアンスが一つ加わるという感じになると思います。
この革の上着などはより艶やかに、脚なども魅力的に撮れるのではないかと思います。

フジはx100VのPVでストリートフォトを撮る鈴木氏の様子を流して厳しい批判を浴びていますね。その後のフジの「謝罪」?文は問題の本質を明確に掘り下げないまま、形式ばかりのモノになっていて、フジの企業としての経営思想、写真文化、人権意識に信頼がおけないことを示してしまいました。
モノづくりとしては良いものを作っているだけに惜しいことです。
ソニーα900の跡継ぎは・・・レンズ資産は全部だめになるけれど、それはα99用として置いて・・・・メインをフジにしようかなと思っていただけにちょっとその気持ちに水を差された感じですね。

この人のようなとても良いフォトマヌカンをいつまでも確保できるわけではありませんから、
できるだけ早くより良いカメラとレンズで撮るようにしたほうが良いのかなあなんて思ってもいるのですが。

高額レンズと安価なものを比較して「値段の違いに比べてさほど性能の違いはない」と結論付けるユーチューバ―の動画をいくつか見ます。
(性能が値段費と同じように二倍も三倍も良いなどというのはどういうことを意味するのかよく分からないままの比較です。)
でも、先のライブの撮影ではやっぱりレンズは良いものを選ばないといけないなあと思わせてくれましたね。

最近のカメラは性能が良くなってとにかくシャッターボタンを押せばきれいに撮れるから、撮り手に残されたのは何をどう撮るかの感性だけだねという発言をよく耳にしたり目にしたりします。
そうなんでしょうかね。私はそれはいろいろと違うと思うのですがね。
- 2020/02/19(水) 00:00:01|
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