私はいま来年2月に発行予定の冊子企画に参加しています。
といってもアドバイザー資格で別に編集の全体に口出しをするわけではありません。
高瀬川界隈の歴史やエピソード、かつて走ったチンチン電車の記録を発掘して残そうという企画です。

今年が下京区の区政140周年ということで、様々な取り組みが行われているのですが、それにあやかってやろうじゃないかということなのです。補助金も出ますしね。補助金を得て貴重な記録を印刷物として残せたらラッキーです。
書き手は実はそうそうたる人たちで、中には高瀬川を物資輸送の水路として開削した角倉了以のご子孫も参加しています。

そういう人材を見つけてコネクションを繋げる「名人」がいるのです。
そしてその御仁が、「お前は普段から人を撮っているから、「高瀬川界隈の素敵な人たち』のページを作れ。6ページやろう。」というのです。
計画では500冊の発行ですが、こういうことには巻き込まれたほうが断然楽しいので、今それに取り組んでいるのです。

が、高瀬川界隈で人をみおつけて取るのは実に困難で、まして五条より下では難しいのです。
京都市清野町づくり、観光行政の不十分さというか、間違いの結果がそこに如術に表れているからです。とにかく生活者が少ない!のです。
働く人、お商売を据える人、観光の人、ふと遊びに来た人、くつろぐ人、街をきれいにしている人などなどを取りたいと思うのですが・・・・。
ここは京都で学生生活を億たてぃとなら一度ならずお世話になっている四条の珉珉という中華料理店です。
卒業して何年かして何かの折に京都に来た、かつて京都で学生生活を送った人たちが「餃子とビール」でちょっと昔を懐かしむことも・・・。

四条から下にありますので「高瀬川界隈の人たち」でもありますし、・・・。
この人は比較的最近に珉珉に入られた人です。ですから私とは初対面です。

このお店の厨房には二人の中国人の調理人がいるのですが、今はたまたま昼休み中。
中国人の調理人が何人か入っているのは〇将と違うところかな。
だからという訳でもないのでしょうが、もやしの炒め方に違いを感じます。私の個人的好みから言えば、こちらがシャキシャキと美味しい。

この人のチャーハン作りは中華鍋のあおりが速くて勢いがあります。
わたしはいつもチャーハン作りに注目をしています。
撮影をお願いした時にはちょうど客が途絶えて調理をしない時間帯でした。
その前は餃子を担当していました。
それで、ただ撮るのは面白くないなあ、と勝手なことをつぶやくと・・・。

じゃあ、チャーハンをやりましょうかと私が何を求めているかを察知して・・・。
でも撮影用にやってもらうのは悪いからと、

すると若いスタッフが私のところに来て耳元で「今注文が入りましたから、ちょっと待ってください。」と知らせてくれました。

みんなで協力してくれました。
私は珉珉の他店で「無銭飲食」をするぐらいのお得意ですからでしょうかね。
- 2019/12/20(金) 00:00:10|
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