私が写真を撮っていると一人の男性が「個人で撮っているんですか?」と声をかけてきました。
「肖像権の問題もあるし・・・・。」と。
それで「声をかけさせてもらって了承のうえで撮らせてもらってますが・・・。」と返事をすると、その男性は店の中にはいっていきました。
店のスタッフ、あるいは支店長?だったのかもしれません。

カウンターのこちら側の客に混じっていましたので、客のお一人かなと思ったのですが。
店の人だとしても、お客さんだとしても、ある意味素敵な一声ですよね。
店の人なら、頼もしいことです。
この人たちだけだと断りたいときに大いに頼りになりますよね。

私は撮影の許可を求める声も、断ったり、あるいは承諾するときにも率直に声を出して応答するのがいいと思います。
そしてどちらかに力のバランスが大きく方もいているような場合には、やはり率直に助け舟の声をかける、それが大事だと思います。

スマフォでの撮影は事実上野放し状態ですし、スマフォで撮影する人に「ちゃんと承諾をもらわないといけない」という意識はないようです。そしてスマフォで撮っている人に「無断で撮っちゃだめじゃないですか。」と声をかけるシーンはあまり見ません。
この問題では一眼レフの人ならダメでスマフォならいいという理屈はないのだと思いますし、社会全般の意識をもっと高めつつ、初めから「悪意あり」と決めつけたり、お客さんだから断れないとか上司だか我慢しようとか言わないで、やはり率直に意思を表明できるようにしたいものです。
撮らせてもらう側としては『いいと言ったじゃないか。』と当然のように振る舞わないで、相手の表情をよく見て、相手が戸惑っているようなら、潔く引くようにしたいものです。

他の人が撮っている(例えば私が了解の上で撮っているとして)のに便乗して撮ってしまうのもエチケット違反だと私は思います。
どういう事情で了承しているのか、それ自体にもいろいろな訳があるかも知れないのですから。
『私も加わっていいですか?』という明確なサインを出すべきでしょうね。
- 2019/12/14(土) 00:00:49|
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