普段街を歩くときに、街並みや建物をみて「今度はここで撮ってみたいなあ。」という場所を見つけます。ところがなかなかそのチャンスは訪れないのです。なぜかというと、ただ建物や街並みを撮りたいのではなくて、そこに「素敵な人」を配したいかならのです。そしてその「素敵な人」になかなか出合えないのです。
撮ってみたいものに工房での職人さんたちの仕事の様子、ダンサーや役者や楽器奏者の練習の様子などなどがあります。
ギャラリーで出会った絵画や陶器の作家さんたちにもぜひ製作の現場を撮らせてほしいと切に願っているのですが・・・。

前回も書いたようにこの赤い扉は私の好きな扉で、ずっと以前、高校生のロックバンドのグル-プもここで撮ったことがあります。ライブのチラシなどに使いたいというので写真を撮ったのですが・・。

実は、紫色の古びたドアや、工具のミニチュアを飾った素敵なライトグリーンのドアなど、一応下調べはしてあるのです。

そこでもいつか雰囲気のある人をモデルに撮ってみたいですね。
『色』に対する感覚がもう一つというかもう二つの私は、色を気にするくせにうまく取り入れることができません。
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ですからモデルをしてくれる人にはできるだけモノトーンで服装をまとめてほしいとお願いするのです。
で、武内さんは「黒」で統一してくれたのですが、革や洋物の質感、そしてスカートのレースと実に「黒」の変化を上手に演出しています。
そこへ茶色の革のバックが映えますし、金と青の耳飾りが効果的です。
黒かった髪も少し明るい栗色に染めて・・、勉強になります。


テーマ:女性ポートレート - ジャンル:写真
- 2012/01/23(月) 00:03:43|
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