もう紅葉のピークは過ぎましたね。それで地上には色とりどりに敷かれたじゅうたんが。
そこで写真を撮っておられました。
わたしはこの時は、ぐるっと町を一巡しての帰りでしたので、もう陽はかなり傾いて、やがてビルの向こうに隠れようとする頃でした。

このまま声をかけるのを逡巡していたら、ようやく勇気を振り絞って声をかけて承諾していただいたとしても、その時には既に暗い!という残念なことになるのではないか、・・・・・そうであるのなら断られるにしても時を置かずにお願いせねば・・・。

幸いなことに快く承諾していただきました。
関東から観光でおいでだという事でした。
聞くと「着物を借りる料金は京都の方が安い。」とのことでした。なんせ需要が多く、一方、業者間の競争も激しいですからね。

私はスマフォを持ちませんが、スマフォで撮った写真を時折見せてもらうことがあります。
きれいですね。実に鮮やかです。それに多少暗くてもよく撮れます。大したものだ!と思います。
こうして撮った写真をスマフォの画面くらいのモニターで見るだけならば、多くの方はおおむね十分満足するんではないかと思います。

ですが、こうして撮った写真を背面液晶画面で見てもらうと、「キレイ!」と驚かれることが多いのです。
多分それは被写体のポップアップ効果があるからだろうと思います。
つまりレンズの違いですね。 ボケの効果です。

多分スマフォではすべてオートになっていて「絞り開放」ということはしていないんだと思います。
多分ですが。それですべてが鮮明にきれいに映ってしまう。 きれいなんだけど肝心の人物が浮かび上がっていない・・という事じゃないかと。
持っていないから、分かりませんが。

「カメラ目線の方がいいですか。」「視線はレンズから外した方がいいんですよね。」といわれることがあります。
皆さん「モデル心得」をよくご存じです。
それでほんの少し注文を付けてポーズしてもらったり、光に対しの向きを変えていただくと、「そんなことも考慮するんですね。」とおっしゃいます。
今度、お友達をとったりとられたりするときに思い出して生かしてみてください。
- 2019/12/02(月) 00:00:35|
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