もう年末の気配が漂う街です。
京都は紅葉を楽しむと間もなく、町がクリスマス色になります。
皆さんのお住まいの地域ではどうでしょうか。

岐阜の柳ケ瀬で働いていたという年配の女性が「京都の繁華街は何だか滋味やなあ。ネオンサインが少しもない。昔柳ケ瀬には1000件もの飲食店が軒を連ねて、女の子を300人も抱えるキャバレーが数件あったよ。」とおっしゃっていました。
私は今の木屋町で十分だと思いますがね。

ここは、私がこれまで3回、そして来年の個展をするギャラリーのすぐ前にある靴屋さんです。
季節ごとにこの大きなガラス窓に絵が描かれます。
描いているのはお店のスタッフで、特にこのためにやとわれた人ではないようです。

時々、美大・芸大の学生がアルバイトで描いたりする店もありますね。
この人も実はそういう学校を出たので描くのは好きだし得意だそうです。

実は私、この時には三條河原の香港連帯のスタンディングを撮ってたのでした。
中途半端な服装で、芯まで冷えたので用を足すついでに、体を温めるためにアーケード下に避難していたのでした。
この辺りは河原と全然違って暖かいのです。

そしてこういう場面を見ると、撮らずにやり過ごすことができない・・・・今やそういう体質なんです。
スタンディングの方も気になりますが、向こうのリハと本番の間のわずかな時間に撮りました。
その間にも感動的なエピソードがたくさん生まれたそうですが。
間違い探しのような写真ですが・・・。

同じ時間に歩いて数分のj距離が違えば、スタンディングの訴えと、この年末への楽しい状景。
両方がリアルな世界です。

こういう一切を載せて時代は巡っていきます。
- 2019/11/25(月) 00:20:10|
- 絵画
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