11月21日の事でした。三条御橋の下の河川敷で「香港連帯スタンディング」がありました。
香港の民主化を求める人たちが実際どのように行動し、どういう思いがより合わさって戦っているのか、断片的な情報しか入手できませんので評価は難い面もありますが、基底には自由と民主主義を求めて中国政府とでも戦おうとする大きな強い気持ちがあることは間違いないように思います。
ただ局面局面としては香港政府や中国政府が暴力的な鎮圧をするのに口実を与えるような動きも見られて、警察の強権化に手を貸してしまっている側面も見えるように思います。戦術の拙さでしょうか、あるいは・・・・日本でもよくあるように・・・・仕組まれた暴動の可能性もありうるとは思いますが。
戦争は金持ちが起こし、貧乏人が戦場に行って殺し合うことになるものです。
「君死にたまふことなかれ、
すめらみことは、戰ひに
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の血を流し、
獸(けもの)の道に死ねよとは、
死ぬるを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思(おぼ)されむ。」(与謝野晶子)
「政府の行為によって再び戦争の惨禍がおこることのないように」するのは憲法が国民に求める義務です。
その政府の行為を押しとどめるために他国の市民との友好を多様、多層に縦横に築くことが是非とも必要です。
JARFO京都画廊ではJAES「日・韓美術交流展 2019 京都」 JAES "Japan-Korea Art Exchange Exhibition 2019 Kyoto"が
2019. 11.19 (火曜日) ~ 11.24 (日曜日)の日程で開かれています。
その交流展に作品を出している若い画家さんです。

山内若菜さんとおっしゃいます。
韓国の路上で作品を展示したときに、若い女性が駆け寄ってハグしてくれたそうです。
大阪では韓国の若い女性が「フリー・ハグ」ムーブメントをしているようです。
そういうことを冷ややかに、あるいはまたからかうようなことを言う人もいますが、私は、彼女たちの側に立つものです。
未熟さや至らなさがあっても、どういう方向に流れを作るか、また流れを作るために行動しているかということが問われるのだと思ているからです。

この展覧会は京都国際交流会館の2階でも開かれていますから、是非見に行こうと思っています。
- 2019/11/23(土) 00:00:36|
- 絵画
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