七宝焼きをしている職人さんです。
この人との出会いは、もうかれこれ6,7年前になるでしょうか。

なかなかお会いできなくなってしまいましたが、それでも私のこのブログやFBは気にしていてくれていて、「あの時のベレー帽の女性が魅力的で良かったですね。」などと言ってくれるのです。
そして、会えそうな機会があると教えてくれてこうして撮らせてもくれるのです。

彫金もされるのですが「やっぱり七宝焼きが好き。七宝焼きをしているときには時間を忘れて没頭する。」とのこと。
ここでは彫金で実演をすることもあるのですが今日は七宝焼きです。
七宝焼きへの需要は減っていますから、なかなか大変です。

素晴らしい工芸の技術なのですが着物文化と結びついていたこともあってか、また比較的高価だということもあってか販路の獲得が難しいようです。
スキルを高める意味でも、またそれを結晶させるためにもある程度高価なものを作ることも必要なんですが。

できたものは華があり上品でいいものなんですがねぇ。

なんでも韓国の人が良く購入するとのことでここのところその韓国からの来日者が激減していることも大きく響いているとのことでした。

つい先日30代半ばの人に撮らせてもらったのですが・・・・ただブログやFBでの公開は「お断り」で個展での展示だけしか許されないという人なので皆さんにはご紹介できないのが残念ですが。 是非来年5月の個展においでいただいて「ご尊顔」を拝してください。がっかりしないと思いますよ。・・・・この人は三十台の戸口の人です。
それで20代前半の人たち、後半が二人、三十台の二人、そして44歳の二人と「女性ばかり」展は少しづつ格好がついていきそうです。


今日の京都盆地は穏やかな晴れの日です。どこぞで などといって騒いでいるのかもしれませんが、私の周囲では何の影響もありません。いえ、スーパーマーケットのレジの女性たちが黒いハットをかぶっていましたね。オレンジ色もあちこちに見えました。そしてカボチャの重さを当てようなどというポスターが貼られていました。
古来この列島の住む人々は中国や朝鮮、あるいはポルトガルやスペイン等々から伝えられること学び取ったことを独自に咀嚼して我がものとしてきたのですから、よその国の宗教行事でも民俗・風俗でもなんでもどん欲に取り入れるのです。ただ相手側が自分たちが卑しい劣った人々だと決めつけていない場合にですが。
- 2019/10/31(木) 00:00:28|
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