友達が何とかランドに行こうと、ディズニーで遊ぼうと、あるいはハワイ旅行の土産話をしようと、本当に子どもと一緒に遊んで楽しく喜んでいる親と一緒に裏山の河原で遊ぶことは子供にとっては最高の幸せな時間だと思います。
親が本気で楽しいということが、世界中で一番楽しいこと、というのが子供の思いだからです。

親が自分たち家族の「楽しさ」を他と比べて卑屈だったり、ひけらかすようなことでは、その子は一番の楽しみを全心で楽しむことができないと思います。
子供は親の喜びを喜び、悲しみを悲しむのだろうと思います。

子供にとって親の存在は絶対的です。
それであまりに不憫なことどもたちが世の中に少なからずいるということが心痛いですね。
親が大人に、親になり切れずに、親になってしまうことが、おおいようなのですが、そんな未熟さは昔からあったことだろうし、・・・・それがあまりに非道いという面はあるにしても・・・・その親の未熟さを補い、支える力が衰弱してきているのでしょうか。
それを行政やシステムの問題として強化し豊かにすることは絶対的に必要だろうと思うのですが、それだけでは決して届かない部分があると思います。

血縁、地縁、そして働く場での支え・・・そういうものが多角的に必要なんだろうと思います。
特に企業が親たちから、人々から家庭力を強奪していることがもっともっと問題視され話題にされるべきだろうと私は思っています。
父を父たらしめない、母を母たらしめないのは、資本主義企業の強欲さです。
企業に向かって私は言いたい。父を、母を子供に返せ! 家族を返せ!と。

写真とは遠ざかってしまいましたね。
「耳をすませば」というアニメーションの中で主人公の月島雫が友人の天沢聖司クンと「カントリー・ロード」を演奏し、歌っているところに聖司クンの祖父とその友人たちが帰って来て古楽器で演奏に加わる場面があります。
家庭内や友人関係に音楽があることの素晴らしさと羨ましさを感じましたね。
しかも楽器を作るという知識と実際があり、楽器の歴史さえある。
私にはない環境です。

無論それは絵や造形やダンス・演劇といったものでもよいとおもうのです。
ただ、「オリンピック(甲子園などなど)を目指します。」と言わせて育てるのは、私には共感できにくいですがね。

とても穏やかそうなお父さんは黙々と伴奏されています。
でも?とてもうれしそう。
- 2019/09/20(金) 00:00:55|
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