8月の最後の日、京都教育文化センターで「Peace Concert 2019☆」が開催されて、多彩な出演者のうちに川口真由美さんの名前がありました。
私はお知らせをいただいて、おっとりカメラで出かけました。

今の日本は政治家の多くもマスコミも、また少なくない国民も自分の姿を冷静に相対化してみることができなくなってきていて、とてもとても危うい事態になっていると私は感じています。
そんな中で、身を挺して反戦・平和、反原発・反米軍基地、東アジアの平和友好を求めて歌っているのが川口真由美さんです。

昔、野口英世が「ダイナモ」とニックネームされましたが・・・・志はまるで違う二人ですが・・・・この川口さんにも進呈したいニックネームです。

彼女は現場に立って歌っていますから、事の深刻さをヒリヒリと感じています。
それだけに時に地団太踏むような思いもしているのですが、常に自身を振り返り、人とのつながりを肥やしていく方途を探り探りして、低く高く歌い続けます。

11月3日には三枚目のCDをリリースする予定だそうです。
それでうれしいことに私にCDジャケット用の写真を撮ってくれないかと声をかけていただきました。これは光栄と思ってお引き受けしました。
私も微力ではあっても今の危険な逆流に抗する力になりたいとは思っていますし、彼女の力にもなれればと思うのです。

朝鮮半島で、香港で、台湾で・・東アジアが根底から鳴動しています。
その鳴動の危険因子の大きなものの一つが安倍政権であることを少なくない日本国民自身が気が付いていないことが 問題です。
北朝鮮が孤立化を覆そうとする冒険主義や中国の覇権主義、自由・民主主義の抑圧と好一対のメダルの裏面が安倍政権だという認識がマスコミにも決定的に欠けています。

東アジアの民衆は政治の作り出している危うい状況をお互いに敬意をもって学び合い、批判し合いながらつながりをグングン強めて押し返さなければなりません。
私には何ができるか、・・・。
少なくとも、黙っているべきではない・・・そう思います。
- 2019/09/05(木) 00:00:48|
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