21日から「現代・文人光画展」が始まり、盛況の中推移しています。
私は既に書いたように「アラウンド団塊世代±α 男たちの肖像」で参加しているのです。
男ばかりの、しかも還暦を過ぎた・・・。

しかし、それが意外にも?好評でして・・・。
アメリカからの3人の若者が熱心に見てくれていろいろお話しました(というと誤解を招くなあ・・・お話は対話として成り立っていたかどうか大いに疑問なんですが。 そのうちの一人と話していて、そこに別の一人が加わってきたときに「英語で話しても大丈夫なのか?」と尋ねると先ほどから話していた青年が「大丈夫で、話せるよ、この人。」というのです。私はその言葉に驚いて「ほんの少しだ。」と言葉と指の表現で大いに強調したsのです。案の定その後はボロボロでした・・・・。

私の写真をとても高く評価してくれて、・・・私の意識の準備が全くできていない方向から・・・・「この写真を買うことはできるのか?」と尋ねてくれました。
そういえば清水寺での写真展でもそう聞いてくれる外国からのお客さんがありました。
写真を対価を払って手に入れるという文化があるのですね。
私の答えは「ノー」でしたが。 いや、そろそろ売ってもいいのかなあと思うのです。

今回41人が写真を出していて、しかも一人一人の点数が多めでしたから、なかなか見るのは大変です。
一般の写真展では見ることのできない表現の写真も数多くあります。そこが魅力なんですけど。

それでおおむね一周してきたそのアメリカ青年のうちの一人に「どの写真が好みだった?」と聞くと目の前にあるヨーロッパの町の写真を指差して「これらと・・・・、そしてあなたの写真だ。」と言ってくれて、またうれしくなりました。
別のちょっと長く話した青年も帰り際にとても素敵な笑顔で挨拶をしてくれて「グーッ」の合図を送ってくれました。

さて今日の写真は、清水寺の時に味をしめた「ポートレート写真を撮りませんか?」募集に応じてくれた方のものです。
なんと長年にわたって中判カメラでスタジオ撮影をしてきたという御仁です。
いやあ、手が震えます。
最初の二枚はキヤノン 854ミリ f1.2 Lをα900に付けた時に起こる不思議な現象で生まれたものです。
まるでソフトフォーカスフィルターを付けたような写真ですね。

この場所に二人で足を踏み入れた刹那にこの方が口にされたのが「ここは色が多すぎるなあ。」でした。
さすが、その通りです。
でも、こんな私に撮らせてやろうと思ってくれたこの人には大いに感謝です。
- 2019/08/23(金) 00:00:33|
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