はは、投稿したつもりだったのに忘れていたようです。
ホルムズ海峡に海賊や「イラン革命防衛隊」が現れて日本への石油供給が困難をきたすのではないか、日本の「生命線」が危ないとばかりに世論を掻き立てる向きがあります。
(アメリカやイギリスの情報が如何に当てにならないかを小泉内閣の時に思い知らされたのに、私たちは眉に唾もつけないでアメリカの情報に振り回されるべきではないと思います、確かな情報を待ちましょう。)
ホルムズ海峡とマラッカ海峡については、もう数十年も前からそう言われています。

それをアメリカが・・・そう!!なぜかアメリカが本国から遠く離れて・・・・軍事的に守っているので日本は大いに助かっているという「お話」。
それで「安保ただ乗り論」が出て来て、日本は大いに金をむしられている。政府もまた惜しげもなく支払っている。

しかし、今ではそれでも「アメリカばかりが負担を背負い日本は何もしない」と責められて、「いいえ決してそんなことはないのです。日本も『国際貢献』にまい進します。」と平身低頭。
過剰な武器を買い込んで、辺野古基地まで提供しようとしている。
さらにその上に「日本とアメリカとは『血の同盟』のきずなで結ばれている」などと言い出している。一体誰がいつの間にアメリカと『血』の同盟などを結んだのか。

『血の同盟』は、初めのうちは、そう表現してよいくらい固い同盟なんだという位のつもりだったのでしょうが、今やアメリカとは一心同体、全面一致、運命共同体から「一緒に血を流す関係」にエスカレート。
いわゆる安保法制によって日本はアメリカとともに地球の裏側でも戦争がができる国になってきた。
日本の生存が危機に瀕する事態が生じていると政府が判断すれば、・・・・その内容が問題だが・・・アメリカに軍事的に協力して「世界平和」に貢献することができることになっている。日米軍は対等ではなくてアメリカ軍が主体で指揮権を持つに違いないのですが。

だから、この人が「日本の若者が海外で殺し・殺されないために!」といっているのも全く大げさな話でも空想的な話でもないと思います。

戦前も「日本の生命線」を勝手に国外にひいて・・・・例えば「満蒙は生命線」、そこは中国領でありとソ連の国境だった・・・・、それを守らないと日本の死活にかかわるから「防衛戦争をするのだ」といって実は侵略戦争をしてきた。
国際連盟を最初に脱退して国際平和保持期間あたろうとしていた連盟が機能不全に陥る決定的引き金を引いたのは大日本帝国だった。(国際連盟の機能不全に原因は無論そればかりではないのですが)

それで、日本は二度と再び軍事力で国際問題を解決するような愚かなことはしないと国の内外に誓った。国民と世界の人々への約束、それが憲法の前文であり九条なのだ。
「戦争だってやむを得ない場合がある」なんて軽々しく口にしてはならない、と私は思う。
だから私は決して安倍政権や「維新」を支持したりはしない。
- 2019/07/14(日) 13:05:05|
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